第87話の考察です。
【主な登場人物】17名
高町ヴィヴィオ ミウラ・リナルディ ノーヴェ・ナカジマ
リンナ・タンドラ タオ・ライカク アイリン・ハーディン イェン・ランカイ シュエ・ローゼン ミカヤ・シェベル
高町なのは 八神はやて ヴィータ ノア・アールズ
カリム・グラシア シャッハ・ヌエラ セイン イクス
【解説】
管理局の企画で実現したヴィヴィオ対ミウラの試合であるが、特別プログラムなのは管理局員関係者による実技であること。しかも、航空教導隊第5班の名物コンビの愛娘と愛弟子の対決という触れ込みで観客動員を図った狙いがあると推測する。局員志望のインターミドルの選手への宣伝も兼ねており大々的に宣伝をしたと思われる。本プログラム間に行われる余興ではないのだ。メイン解説者として八神海上司令が参加することも事前に告知されていたことから注目度が増した筈である。管理局内の有名人を一同に集めた手腕もさることながらこの企画を立案した担当者はかなり広報に力を注いでいる人物なのであろう。
《ドライブ点火からロケット点火へ》
Memory;67「バーニング・ドライブ」で使用した“点火”は、デバイスをRocket modeに切り替えてから発動していた収束した魔力を点火に変えて爆発的な瞬発力を生み出してダッシュしたのに対し今話ではデバイスの切り替えなしに“点火”している。一度見せた技はヴィヴィオに研究・対策されていることを見越して技を進化させたのだ。カウントダウン開始から準備に入り試合開始と同時に点火させている。ヴィヴィオの「ジェットステップ」より速く発動するために鍛えた足腰の筋力で瞬発力を増し“点火”の着火剤としたのだ。
《ヴィヴィオの新戦術》
中距離からの格闘戦技として完成させたジャブフリッカーであるが、左腕を下げてL時ガードの構えをとることで知られている。斜め下から打ち込むジャブであり、砂浜で見せた腕の軌道と一致している。なぜ中距離からリーチが届いたのか一瞬の動作のため分かりづらいが、軽快なステップを踏みながら左腕全体をしならせ素早く打ち込んでいる。腕全体をしならすため遠い位置まで届くことができるのだ。L時ガードの構えのため左顔面の防御ができない欠点があるが、ヴィヴィオはステップで前後左右に移動することで間合いをあけている。
《ノーヴェが指導してきたこと》
Memory;20「秘密特訓」にて、ヴィヴィオの特訓はカウンターヒッターと得意技の「アクセルスマッシュ」を最大に生かす戦闘であった。そのスタイルを今後も崩さないことを明言している。「ジェットステップ」「セイクリッド・ディフェンダー」「アクセルスマッシュW」と攻防における格闘技術に磨きをかけながら、ノーヴェは“距離を取りながら攻めて倒せるパンチ”と“倒して勝つための攻撃戦術”の二つを指導していたのである。
《ミウラの誤算》
速くて鋭いフリッカージャブを避け切れないと判断したミウラは被弾覚悟でヴィヴィオとの距離を詰めにいった。当然この戦法をヴィヴィオは予測していた。Memory;58「四度目」にてアインハルトも同じ戦法で攻めている。技術を生かせる距離を殺すことが正攻法であるからだ。ミウラは近距離での打ち合いにもっていきたかった。ヴィヴィオの打撃力であれば相打ちでもダメージが大きい分自分が有利になるからだ。だが、ヴィヴィオは相打ちを許さず巧みなフェイントでカウンターを確実に決めてきたのである。

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