バミューダトライアングル第2話感想

第2話「キネオーブがこんなに」

<物語の方向性>
主要キャラクター達の登場と紹介を兼ねた第1話のラストで提示された“非日常”が、第2話で深く掘り下げられていくことになる。閉鎖した映画館の発見と壊れた映写機の修理というミッションを仲間達が協力してやり遂げる目的が生まれたのだ。
第2話は仲間達の思いやりと個性を示すことがテーマだったのではないだろうか。

<カメラアングル>
他作品では映像にできない魅力が本作品にある。
深海世界、水中で生活するマーメイド達の暮らしの重力の縛りがない。
キャラクター達は360度自由に移動できるのだ。
第2話では図書館での描写が人間世界と異なるアングルであった。『魔法少女リリカルなのは』に登場する「無限書庫」のような構造でも苦にならない移動ができるのはマーメイドならではだろう。
横だけのスクロールだけでなく上下の空間移動が自然と行える条件の中でキャラクター達への視点をどこに置くのか。アングル位置が自由自在にできる利点を活かした視覚演出に期待する。

<役割分担>
第2話で個々の役割が見えてきたのではないだろうか。
物語の起点となるのはソナタであり、彼女の好奇心が映画館の復興というストーリーの流れを作り出した。
セレナは頭脳派担当、キャロは美味しい物を食べていることが幸せというキャライメージが定着した。
カノンはセレナを慕いこれからも友情を深めていくことだろう。

<作品テーマ>
ソナタが語った“ドキドキ”と“ワクワク”と“ハラハラ”と“キュンキュン”を彼女達の日常を通して描いていくものと思われる。その中で目指したい職業や将来への夢やなりたい大人への道を見いだすのではないだろうか。


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