魔法少女リリカルなのはViVid第81話「目標」 解説ブログ

サイネリアの聖羅夢です。
物語の舞台はルーフェンからミッドチルダへ。ヴィヴィオの物語が新たに始まります。

【主な登場人物】23名
高町ヴィヴィオ 高町なのは フェイト・T・ハラオウン
アインハルト・ストラトス ユミナ・アンクレイヴ 八神はやて ルーテシア・アルピーノ ファビア・クロゼルグ
ミウラ・リナルディ ヴィータ ザフィーラ
リオ・ウェズリー コロナ・ティミル ノーヴェ・ナカジマ ミカヤ・シェベル
シャンテ・アピニオン イクス  
リンナ・タンドラ レイ・タンドラ アイリン・ハーディン タオ・ライカク イェン・ランカイ シュエ・ローゼン


《扉絵考察》
アインハルト、ユミナ、ティオが描かれている。
ユミナの服装はルーフェンに訪れた時と同じであることから、ミッドチルダに到着してヴィヴィオらと別れてからアインハルトと一緒に自宅を訪れていると推測する。ユミナはアインハルトに合宿疲れを癒すマッサージを特別メニューでしてあげるつもりでいたことから、その時の様子ではないだろうか。
ユミナは腰を浮かせて全体重を指先に乗せて指圧療法をしている。アインハルトの表情から痛みを我慢していることが分かる。手技療法のマッサージは少し痛い程度で効果があることから、ユミナの治療が効果的であることを物語っている。

《愛情いっぱいの高町家》
ヴィヴィオがルーフェンに滞在している間でも、なのはへは定期的にルーフェンでの出来事を報告していたと思われる。それでもなのははヴィヴィオが帰宅するまでは気が気ではなかったのだろう。Memory;56「過去からの一歩」では、朝に出掛けたヴィヴィオが日暮れ時に帰宅した際、ヴィヴィオの帰りが遅かったからという理由で“すりすり”と頬ずりしている。此度は“すりすり”ではなく“ぐりぐりぐりぐり”で頬ずりしており、さらに強く抱き着いていることが分かる。数日間直に会えなかった寂しさから余計にスキンシップを求めたのだ。
ヴィヴィオ曰く「ママ力全開モード」でテンションが高い状態なのだが、抱っこをされて恥ずかしがるヴィヴィオからは、少しずつではあるが親離れをする傾向がみられる。

《クロとはやて》
クロには窃視・盗聴・不正アクセス等の容疑があった筈なのだが、重い処罰にならないように済まされたのであれば、はやての手回しがあったに違いない。局の民間協力者として登録したのも、はやての勧めがあったからであろう。魔女の血脈を持つクロのスキルをどう活かしていくのかをクロなりに真剣に考えた上での民間協力登録であると思われる。ただ、クロが局内で信用できるのは、はやてやルーテシアらである。いずれはルーテシアのように隠し刀として動くことも予想される。ルーテシアやクロといった協力者がいることで独自の情報収集ができることは、はやてにとってもメリットは大きいと思われる。

《アインハルトとクロ》
アインハルトがクロと再会するのはMemory;62「今日から明日へ」での聖王教会以来となる。
フレンドリーに接するアインハルトに対し、まだ友達として接することができないクロであるが、二人の姿はかつてヴィヴィオがアインハルトと初めて出会った頃を彷彿とさせる。クロはアインハルトのペースに押されがちであることから、打ち解け合うのも時間の問題であろう。積極的に仲良くなろうと接すアインハルトの行動はヴィヴィオの影響を強く受けている。

《戦技披露会番外編》
毎年時空管理局で行われているという「戦技披露会」。実はヴィヴィオは以前このイベントで、なのは対シグナムの模擬戦闘を観戦したことがある。その時の模様が漫画で描かれているのだが、発行元が「角川書店」ではなく「学習研究社」であること。『魔法少女リリカルなのは MOVIE 1st THE COMICS 2』限定版の特典物として発行された特別読み切り作品であること。「学習研究社」で発行された「魔法少女リリカルなのはStrikerS THE COMICS」の特別篇であること等から、「魔法少女リリカルなのはViVid」ではこの出来事が「魔法少女リリカルなのは」の歴史にどう扱かわれるか大人の事情が絡んで判断が難しいところである。この時、なのはとシグナムとの壮絶な試合を観ていたヴィヴィオであるが、「戦技披露会」についての反応が毎年なのは達が参加しているイベントという軽い認識であり、過去に観戦した事実があるかどうかを曖昧にしている。

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