魔法少女リリカルなのはViVid第77話「道の在処」 解説ブログ

サイネリアの聖羅夢です。
「心」と「技」チームの試練を描いた一話。困難に打ち勝つヴィヴィオ達の奮闘が見所となる。

【主な登場人物】11名
コロナ・ティミル タオ・ライカク  シュエ・ローゼン リンナ・タンドラ
高町ヴィヴィオ ミウラ・リナルディ アイリン・ハーディン イェン・ランカイ
ジークリンデ・エレミア シャンテ・アピニオン イクス

《扉絵考察》
アイリンの衣装は作中の拳法着ではなく普段着ている道場着である。イラストを描いた藤真拓哉氏は、「華麗に舞うアイリンを描かせて頂きました☆」とコメントしており、優れた舞踏家でもあることを示唆している。華凰拳が扇舞を取り入れた武術であることが分かる。

《コロナvsタオ》 
コロナが有利だったのはタオの戦いのスタイルを短い時間でありながら把握し、その対応策を打つことが出来たからである。実力では勝るタオであるが、コロナの様なゴーレムを使役する戦い方をする対戦相手とファイトするのは初めてだろうから、突然のゴライアスの登場とその攻撃に虚を突かれた分、敗れてしまったのは致し方ない部分もあるのではなかろうか。

《アイリンとの対戦》
ヴィヴィオとミウラの諦めない闘志が道を切り開いた。
疲労とダメージが蓄積しているヴィヴィオとミウラであったが、疲れた身体だからこそ力まず自然と無駄な動きをせずに技に集中することができたのではないだろうか。
ミウラの空牙を受け止めたアイリンであったが、ミウラの大勢を崩すまでには至らず、本来の威力をそのままアイリンにぶつけることができた。その結果パワー負けしたアイリンの方が吹き飛ばされたのである。
ヴィヴィオが一本取ることが出来たのはアイリンの講座を参考にして、自分の動きを変えたことでアイリンが対応しずらくなったからでもある。防御の要である扇子を飛ばされたことで、素手の防御にせざるを得なくなったのだ。ヴィヴィオの連打を全て見切れなかったものと思われる。

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