ノーヴェと二人だけのストライクアーツ指導にコロナが加わり、さらにリオ、そしてアインハルトとの運命的な出会いを経て共に競技選手として歩み出したヴィヴィオの成長が今ここにあるのだ。今に至るまでの物語は、「魔法少女リリカルなのはViVid」で描かれているので是非とも確認してもらいたい。
作 画:7(熱き戦いを見せてくれる少女達)総作画監督:橋本貴吉
ストーリー:7(競技選手として成長したヴィヴィオが挑む試合)
友 情:10(チームとしても成長したヴィヴィオ達)
強 さ:10(改めてアインハルトの強さが示される)
作画監督:北川和樹 中川淳 久保山陽子 石田啓一 服部憲治 武藤信宏 長澤翔子 津熊健徳
吉岡佳宏 滝川和男 島崎望
絵コンテ:太田雅三
演出:佐藤和磨
変身シーン
原画:大森英敏 井上和彦
作画監督が多い!
今話ではアインハルトとヴィヴィオの変身シーン完全版と新たにジャニス選手の変身シーンが描かれた。
【リンネの反省点】
ミウラを強者と認めており、僅差での勝利であったと評した。ミウラの強打に耐え続けたリンネだが、「抜剣 飛燕」は受け止めることは出来ないと判断して、禁じ手にした“掴み”で勝利をとりにいった心中を明かしている。
ミウラのスタイルに合わせて完全勝利を狙ったが叶わなかったのだ。リンネが悔しがっているのはその表れてである。
【治療士イクス】
イクスが治療士としての道を選択した経緯は「魔法少女リリカルなのはViVid」でもまだ描かれていない。
自身の能力を命を救うことに使おうと考えたのは、ヴィヴィオやスバルに出会ったことが影響したのかもしれない。
【敗者の涙】
ミウラもまた負けた悔しさを感じた一人でした。皆の前では笑顔でいても、試合に負けたという結果を受け止めると悔しいと思うのは当たり前。自分の弱音を見られたくなかったのですね。だから一人になった時に涙を流したのである。
【アインハルトVSジャニス】
巨漢の超重量選手が相手! その重量と持ち味のパワーは、アインハルト!
だがしかしっ! 変身バンクの質からアインハルトとの差は歴然であった。
掌打を受け止めての防御ではなく、受け流してのみぞおちへの肘打ち。しかも直打のあと肘に力を溜めてさらにダメージが拡散した描写がなされている。この打撃で呼吸困難となる程の威力があったと思われるが、さらに延髄斬りで対戦相手を気絶させている。リンネに勝るとも劣らない徹底した攻撃スタイルであり、華麗なフィニッシュで試合を決めるところに王者の風格がある。
【ヴィヴィオのスタイル】
格闘武術に向いていないヴィヴィオが、ストライクアーツでの打撃格闘家を目指す理由が『魔法少女リリカルなのはViVid』第80話「領域」で語られている。ヴィヴィオとノーヴェの師弟愛が垣間見える。
【アイチャッチ】
<ヴィヴィオとクリス>
笑顔のヴィヴィオ。愛らしい仕草である。
【ヴィヴィオVSリンネの勝者予想】
ハリーとエルスはヴィヴィオの勝利を予想したが、ヴィクトーリアの予想は……本話では語られていない。おそらく次話で語るものと思われる。ハリーがKO勝利と予想したのは、カウンターヒットのアクセルスマッシュでリンネが脳震盪を起こしてダウンする勝利を予想したものと思われる。エルスの判定勝ち予想は、前回の二人の対戦と同じような試合運びをすると予想したものと思われる。
【シャンテの指摘】
『魔法少女リリカルなのはViVid』第19話「アスティオン」にて
格闘型に向いていないヴィヴィオを心配したシャンテなのであった。
【柔能く剛を制した第1ラウンド】
フリッカージャブで間合いを制してのヒット。
距離を詰められてもリンネの攻撃を避けてからのカウンターヒット。
リンネの強打は魔力を防御に集中させるセイクリッド・ディフェンダーで対処。
顔面へのヒットで蓄積されたダメージによってリンネは軽い目眩を起こしたのだろう。ダウンしてしまったのはその為である。
まずはヴィヴィオ優勢の立ち上がりであった。
【勝者は……】
リンネにタフさからヴィヴィオがKO勝利することは厳しいだろう。判定勝ちでの勝利しかなさそうだが、リンネの執念がヴィヴィオの技術を凌駕する展開になる可能性もある。次話で決着がつくのは確実だ。試合を通して二人に通じるものが芽生えることに期待する。
【次回予告】エンドカードイラストはリンネ・ベルリネッタ:藤真拓哉
#08「勝者と敗者」
ヴィヴィオ「リンネさん、昔のアインハルトさんを思い出すんですよね~」
フーカ「そんな! ハルさんの方が強いし格好いいし、スタイルは…リンネの方がいいかも」
アインハルト「フーカ!!」
リンネ「来週も圧倒します」

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