ルーフェンで修行イベントが勃発! チームごとにストーリーが進行していきますので、ルートごとに楽しめる展開ですね。それでは第70話の考察・批評・解説コーナーはじまります。
【登場人物】20名
高町ヴィヴィオ アインハルト・ストラトス ユミナ・アンクレイヴ コロナ・ティミル リオ・ウェズリー ミウラ・リナルディ
ノーヴェ・ナカジマ ミカヤ・シェベル オットー ディード
リンナ・タンドラ タオ イェン シュエ
ジークリンデ・エレミア エドガー イクス シャンテ・アピニオン
アイリン・ハーディン クレア
【解説】
三岩窟に赴いたヴィヴィオ達が、チームに分かれて調査を開始する。そこで訪れる試練に立ち向かう一行を描いた一話。それぞれの特技を活かした宝探しの冒険と、ノーヴェ&リンナの指導者コンビの立ち回りが見所となる。また、シャンテ&イクスとジークリンデ&エドガー組もルーフェンに到着したことで、三岩窟以外のイベントが発生する可能性がある。ルーフェンで何を学び今後に生かしていくのか? 冒険と教訓がテーマとなる物語である。
《扉絵考察》
『技』チームの四人が描かれている。ヴィヴィオが指差す方向にあるのは三岩窟で、気合を入れて進んでいこうとする意気込みが伝わる。また、四人の身長差が見て取れる構図であり、ヴィヴィオ→ミウラ→イェン→ミカヤの順に身長が高いことが分かる。
《チーム分け考察》
リオはアインハルトと組んで得意とする「力」のルートを選択した。頑丈でパワーのある者と云えばミウラも当て嵌まるのだが、リオが誘ったのはアインハルトであった。おそらく相性の良さを考慮して同じチームナカジマのアインハルトの方が、コンビネーションが上手くいくと判断したのではないだろうか。アインハルトが引率役をユミナに依頼したのは、オットーやミカヤよりも親しい存在であったことが理由であると思われる。
ヴィヴィオがチームメイトのコロナではなくミウラを誘ったのは、ミウラが自分と同じ「技」の練武場に興味を示したことと同じストライクアーツの格闘スタイルで共闘し易いこと。お互いの「技」で試練を乗り越えようとしたのだと推測する。また、イェンがミカヤと同じチームを希望した。イェンはMemory;69「イェン&シュエ!」にて、ミカヤに説教された事と悪戯を許した仁徳に感銘して敬意の念を抱いていたのだろう。そんなミカヤの前で自分の良い所を見せたいと思ったのではないだろうか。
ヴィヴィオ、アインハルト、リオらが先にチームを決めてしまったので、「残り組」感のあるのがコロナチーム……。シェンとは先程会ったばかりでコンビネーションは期待できない。また、コロナは春光拳道場の家事用人であるタオを誘っている。これは、コロナがタオだけに留守番をさせたくなかった事と、もっと仲良くなりたいと思う気持ちの表れである。知性と心を試す道であることから、戦力でチームの構成を考えずに純粋にイベントを楽しもうとしているのだ。オットーがコロナのお供を申し出たのは、インターミドルでの専属コーチを通して信頼し合う師弟関係にあることから、サポート役に最適と判断したものと思われる。

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