仮面の者同士の対決は人の力を超越したバトルであった。
己の信念の為に戦う二人の姿を描いた一話。
主人公のハクが第三者的な立場であったことから、際立った活躍の場がないのだが、ハクと仲間達の物語がいよいよ終結しそうな展開であった。
タイトルはヴライの生き様を示している。覇者として君臨することがヤマトのためになると固く信じているのですね。
近隣諸国に対し圧倒的な力を示すことで、自国を守ることができる。民の平和を保ち続けることができると信じているのだと思います。ただし、弱者に対する保護はありません。そこがオシュトルと違うところなのですね。
互いにヤマトのことを思っての戦いなのですが、帝暗殺とアンジュの生死不明の既成事実を作ってしまった状況、ヤマト八柱将内での覇権争いが不可避であることから、内部抗争による混乱が起きるのは必至!
民のシンボル的存在であるアンジュが上に立ち、実力者達が協力していくのが平和的解決かと推測します。
有能すぎるウルゥル&サラァナ
ハクに異能な力がないことから、二人に助けてもらってばかりという……ハクの兄であるミカドが二人を託した気持ちが分かります。ハクがこの世界で生きていくには彼女達の力が必要になることを予測していたのでしょうね。
意味深なネコネの涙
無事に帝都から脱出できたハク達であるが、このままオシュトルの故郷に帰ってハッピーエンド……になるか曖昧な描写であった。
まだまだ未解決な事が残っていますが、果たして最終回はどうなる!?
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