オシュトルは、アンジュ毒殺の濡れ衣を着せられたようですが、真犯人の情報が全くない!
オシュトル自身が用意してアンジュの元に持っていったわけであるから、当時傍にいた者が毒を入れた可能性が高い。
毒の入手先を調べてどういったルートで仕入れたのか解明できれば、真犯人の元に辿り着いていくと思われるのだが、オシュトルを犯人にして排除しようとすることで解決させようとしている。
ヴライの指摘通り、帝亡きヤマトの新体制でオシュトルの存在は、邪魔者に過ぎないと考える者がいる。
黒幕が八柱将の中の誰か……という想像はさせるものの、アンジュを暗殺して、帝の地位の付こうとする者が果たしているのか? 八柱将同士で仲違いが生じ、衝突し内乱が起きる可能性もあるのだ。
帝はハクに自身の研究を引き継いで欲しかったものと思われるのだが、帝亡き今、ヤマトの地下深くにある研究施設を使える者はいないだろう。
ハクがしようとしていることは、“大切な仲間の命を助ける”ことであった。
オシュトルだけではなく、アンジュまでも連れ出そうとしており、その後のヤマトの秩序が崩壊しかねないことになるかもしれないのだが、まずはオシュトルとアンジュの救出を優先させている。
宮殿には結界がはられているものの、中の警備は……尺の都合もあり簡単に救出できてしまった(笑)。
オシュトルの説得が一番難儀であったであろうが、これまで描かれてきたハクとの友情があったからこそ、ハクの言葉に従ったのだと解釈する。
あと、残った伏線といえば、オシュトルの仮面を拾ったのは誰?
作品タイトルの“偽りの仮面”に必要なアイテムになると思われるので、このまま消失ということはないはずである。

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