魔法少女リリカルなのはViVid第65話考察ブログ

祝♪ 魔法少女リリカルなのはViVidアニメ放送中~
タイトル「学院祭!!」

サイネリアの聖羅夢です。
文化祭編です! アインハルトとヴィヴィオが出し物競技で対決! 可愛らしさを表現した出し物で楽しむことがテーマとなった一話でした。それでは第65話の考察・批評・解説コーナーはじまります。

【登場人物】19名+モブ多数
高町ヴィヴィオ アインハルト・ストラトス コロナ・ティミル リオ・ウェズリー
高町なのは フェイト・T・ハラオウン
ノーヴェ・ナカジマ ミカヤ・シェベル
ミウラ・リナルディ ルーテシア・アルピーノ 八神はやて
ハリー・トライベッカ リンダ ルカ ミア
ヴィクトーリア・ダールグリュン ジークリンデ・エレミア エルス・タスミン
ユミナ・アンクレイヴ


ヴィヴィオとアインハルトのスクールライフをテーマにしており、学院行事のメインイベントの一つである「学院祭」を舞台とした物語である。ヴィヴィオとアインハルトのクラスが催す出し物をそれぞれ描きつつ、招待されたハリーやミウラ達によるインターミドル組が企画を盛り上げるのに一役買っている。まさに『魔法少女リリカルなのはViVid』のキャッチコピーである “次世代型文系格闘魔法少女”の姿そのものである。“可愛く描いたキャラ”と“熱い格闘対決”を巧みにストーリーに盛り込んでいるのだ。

《扉絵考察》
 アインハルトとティオ、そしてユミナが描かれている。アインハルトの衣装はクラスの出し物で使用する選手衣装。ユミナは司会役の衣装である。魔法少女をイメージした可愛らしい衣装のアインハルトが空から舞い降りて、ユミナが駆け寄るシーンを想像する。二人の距離がゼロに近い位置で描かれているのだが、これは、二人の心の距離を表している。Memory;64「スクールライフ」では、ユミナがアインハルトとの距離を縮めようと近づくも、アインハルトは困惑した様子だった。扉絵は、今話で二人の距離感が縮まったことを象徴した構図なのではないだろうか。

《アインハルト対ハリー》
 インターミドルの試合形式であれば、ハードヒッター対インファイトシューターの対決となる二人。此度は力比べ対決でもあるのだが、腕力だけでなく魔力のぶつかり合いでもあった。Memory;36「パワー・オブ・ドリーム」にて、ヴィヴィオはチームナカジマの中で魔力と腕力はリオが一番であるとミウラに解説しているのだが、ハリーはリオとの力比べを根性で引き分けに持ち込んでいる。魔力と腕力においてはリオに及ばないアインハルトが、ハリーと互角の勝負をしたのはなぜか? それは、日々のウエイトトレーニングで鍛えたパワーと全身運動能力が優れていたことが要因と思われる。アームレスリングはパワー・テクニック・タイミングの3つの要素を持った競技であると言われている。足の先から頭に至るまでの全身運動でもあるのだ。覇王流の「断空」の技術で足先から練り上げた力を拳に乗せることができるアインハルトは、全身のパワーを手首に集中させたのではないだろうか。一方のハリーはMemory;21「選考会!」にて、ルカを背中に乗せたまま「拳立て伏せ」を行っており、筋力トレーニングを積み重ねている様子が伺える。手首の持久力と握力が鍛えられているのだ。ハリーの“重くて強い”パワーは、日々のトレーニングの成果である。

《本領発揮ならず!?》
 ハリーが驚嘆したように、アインハルトは「武装形態」をしていない状態で互角の試合をしていた。変身後の姿ではさらにパワーがアップしていることから、ハリーに勝利したかもしれない。また、アインハルトとの勝負は右腕で行われたのだが、ハリーの利き腕は左である。右腕での勝負は引き分けになったが、左腕での対戦ではアインハルトは勝利したかもしれないのだ。

《ヴィヴィオ本領発揮!》
「的当てゲーム」のブロック役であるヴィヴィオが圧倒的な強さを見せたのは、彼女の長所が全て活かされているからである。Memory;20「秘密特訓!」でノーヴェが説明したヴィヴィオの美点は「視野が広くて距離を掴むのが上手い」ことであった。そして鍛えられた反射神経とスピードでボールの軌道を読み、反応することができたのである。


《挑戦者達の魔法》
「フォトンバレット」(ルーテシア)……「魔法少女リリカルなのは」にて、プレシア・テスタロッが使用している。射撃魔 法では初級レベルの単発魔法弾である
「五十四式 槍礫」(ヴィクトーリア)……槍を礫状に形成して撃ち出す射撃魔法
「抜剣 彗星」(ミウラ)……抜剣の威力を使って対象物を強烈な速さで撃ち出す射撃魔法
「クラウソラス」(はやて)……Memory;50「魔女の大鍋」でルーテシアが使用した魔法だが、「A's PORTABLE」では はやてが高威力の直射型砲撃魔法として使用している

にほんブログ村 漫画ブログ 漫画考察・研究へ
にほんブログ村

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック