修羅場期到来で空気が重い……。
九条君に対して抱くモヤモヤ感と長谷君がいい人止まりの関係から進展しなさそうでじれったさを感じる一話でした。
日記に書いてあることを読んで長谷君が友達になってくれたことは分かっても、長谷君の顔や声は覚えていないんですね。長谷君が話しかけて名乗らないと藤宮さんは理解できないでいる。
過去の出来事は分かっても、その時どう思ったのか、どう感じたのか、なにがきっかけだったのか、日記に文章だけでは感情まで思い出すことはできないのでしょうね。
長谷君の好みの卵焼きを作ったとき、どんなことを考えて作ったのか、長谷君のことをそう思っていたのか、日記の情報だけしかない藤宮さんにはその時の想いはもうないのです。長谷君という人がいて、一緒に過ごしたことがあるというだけで、特別な想いを抱く事はない……。ずっと長谷君はいい人だったということしか残らないのです。
長谷君は少しずつでもいいので藤宮さんの記憶に残っていくことを期待していますが、あくまで待ちの姿勢で藤宮さん次第なところがあるような気がします。
今話で関係が大きく進展したのは、将吾と沙希ちゃんになるのかな。
沙希ちゃんに依存症を受け止められるのは将吾のような人……と、いう事でプロポーズしちゃいましたが(笑)、甘えん坊で可愛いと思うのか、うざいから関わりたくないと突き放すのか、将吾はどちらなんでしょうね。
九条君は小学生の時に藤宮さんと付き合っていた!? ……新事実が発覚したわけですが、藤宮さんが思い出そうとすると体が拒否していることから、その時のことが記憶リセットの症状の原因となった可能性がありますね。
長谷君が九条君と協力して藤宮さんが過去と向き合って記憶が残せるようにするのが最善策と思うのですが、今のままでは絶対にありえませんね。藤宮さんの記憶リセットは、長谷君の優しさだけでは治らないでしょう。過去のトラウマとなる九条君が起爆剤となり、長谷君が藤宮さんを支える役目となって寄り添うことで未来への道が開けるような気がします。
アニメ公式HPの「香織の日記を読む」に書かれていたのは長谷君の事。だけど、長谷君が自分にとってどんな人なのかまでは理解できていない様子。いい人なんだけど、長谷君のことがそれ以上書けない……よって記憶リセット後に読んだとき、長谷君は話しかけてくれるいい人…という認識になるのですね。
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