闇の正体であり、最強の敵であるプロトジコチューが遂に姿を現す!
ナンバー1となったベールさんの引きで終わった前話でしたが、その座にいられたのはわずか数秒!?
第38話でスーパーベールとなった時もあっけなく敗退した彼の実績を考慮すると、こうなる運命だったのかも(苦笑)。
圧倒的な破壊力と強さでプリキュアを倒していくプロトジコチュー。5人の合体必殺技「プリキュア・ロイヤルラブリーストレートフラッシュ」が効かないのはお約束でしたね。
ターゲットをキュアハートに絞って倒そうとしたプロトジコチューですが、彼女が一番の強敵であることを本能的に悟ったのでしょうね。キュアハートを倒せば、彼女以外のプリキュアは相手にならないとみたのでしょう。
愛の心VS闇の心
キュアハート対プロトジコチューの戦いは心の戦いでもありました。我がままな心だけで生き続けようとするプロトジコチューに対し、一人だけの世界では成りたたない事を指摘するキュアハート。キュアハートの強さは、自分の闇の心も受け入れて、それでもなお愛の心で前に進み続けようとする心なんですね。
<プリキュアの名言>
キュアハート「分かるよ。わたしの中にも我がままな心があるもの。誰かを妬んだり、何もかも嫌になって投げ出したくなったりすることもある。けれど、そうやって悩むから、苦しむから、人は強くなれるんだと思う。それに、例えわたしが愛を見失ったとしても、わたしには仲間がいる。支えてくれる仲間がいるから、わたしは絶対何度でも立ち向かってみせる!」
愛を受け入れられないプロトジコチューと違い、寛大な心をもつキュアハートは心の器が違いすぎました。
<プリキュア6つの誓いをまっとうしたキュアハート>
一つ、プリキュアたるものいつも前を向いて歩き続けること
一つ、愛は与えるもの
一つ、愛することは守り合うこと
一つ、プリキュアたるもの自分を信じ決して後悔しない
一つ、プリキュアたるもの一流のレディたるべし
一つ、みんなで力を合わせれば不可能はない
すべて当て嵌まりますね。プロトジコチューに対してもキュアハートが精神面で負けなかった理由がここにあります。
<宇宙最強! キュアパルテノン>
スーパーサイヤ人並の強さでプロトジコチューを圧倒!
キュアハート一人に託された形で、ボス戦を制してしまいましたね。
仲間の想いを受けて、実行するのはキュアハート一人というところに、今シリーズの絶対的主人公という印象を受けます。
<新しい世界で>
それぞれが未来に向かって進む様子が描かれました。
プリキュアの正体は……という設定はもうどこへやら(笑)。みんなに知られれば秘密ではなくなるのですね。世界公認となったプリキュアと、トランプ王国との融合で妖精も公認されている世界。二つの世界で大忙しのマナですが、全ての人に愛をとどけるスーパーヒロインとして幕を閉じました。
アイドルマスターとなったまこぴー。トランプ王国での事業を広げるありす。進学の為、勉強に励む六花、普通の(?)小学生として通学する亜久里。
そしてなによりプリキュアを卒業ではなく、世界平和の為に今日も力を尽くすヒロインとして締めくくったところに、プリキュアのストーリーは終わらない意図を感じました。
結局ジコチュートリオは生き残り、プリキュアのいる世界での野望をあきらめ姿を消した結末ですが、彼らの心も浄化して共に生きる未来であっても良かったのでは? 六花とイーラの繋がりがもうありえないことになるのは残念でした。ベールの姿は自業自得で(笑)。
毎週日曜日の楽しみである「ドキドキ! プリキュア」一年間ありがとうございました。

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