インターミドル編から新たな動きを見せるViVid。物語はどこに向かおうとしているのか? 第46話の考察・批評・解説コーナーはじまります。
タイトルMemory;46☆「追憶のメモリアル」
【登場人物】18名
アインハルト・ストラトス ジークリンデ・エレミア 高町ヴィヴィオ ヴィクトーリア・ダールグリュン
クラウス・G・S・イングヴァルト ヴィルフレッド・エレミア オリヴィエ・ゼーゲブレヒト
ミカヤ・シェベル ハリー・トライベッカ リンダ ルカ ミア
ノーヴェ・ナカジマ コロナ・ティミル リオ・ウェズリー
八神はやて ミウラ・リナルディ エルス・タスミン
アインハルトの記憶から、クラウスがジークリンデ、ヴィヴィオらの先祖とどのような関わりがあったのかが明かされる。
<扉絵考察>
アインハルト、ヴィヴィオ、ジークリンデとその先祖達(クラウス・ヴィルフレッド・オリヴィエ)を描いている。中心に位置するポジションに立つのはオリヴィエであり、彼女と関わりのある人物がクラウスとヴィルフレッドである。互いに向き合わず背中合わせなのは、それぞれの人生が別々の方向に進んだことを意味している。
<クラウスとオリヴィエの出会い>
Memory;10「望んだ強さ」で、アインハルトはヴィヴィオにオリヴィエの人柄について話している。本話では、留学生という名の人質としてシュトゥラに来たオリヴィエとのエピソードが描かれている。まだ少年少女時代であった2人の容姿が初めて描かれており、政治的外交上の建前は関係なく、親交を深めていったことが分かる。
<クラウスとエレミヤとの出会い>
オリヴィエの友人であったヴィルフレッド・エレミア。流浪の旅人で不思議な友達という認知度から、オリヴィエがエレミヤ一族の正体を知っていた様子はない。クラウスもその人柄を疑うことなく友として共に過ごしていたようだ。
<ジークリンデとヴィルフレッドの共通点>
ヴィルフレッドの容姿であるが、顔がフードに隠れていてはっきりしていない。Memory;17「参加申請!」 で初登場したジークリンデもそうであったように、ヴィルフレッドが長髪なのか、短髪なのか不明である。可愛らしい女の子設定であったと推測しておこう(笑)。
<ヴィルフレッド・エレミアについて>
服装がジークリンデと似ている。エレミヤでは代々このファッションを好んでいるようだ。オリヴィエが評したおとなしい性格から、口数は少ない方なのだろう。ヴィルフレッドがオリヴィエと親しくなったきっかけが何だったのかは明かされていない為、ただのお人好しなのか、オリヴィエの才能に気づいて手を貸したのかは分からない。
オリヴィエに武術を教えることになったことから、彼女の強さを知ったことにより興味を持ったのは間違いないだろう。
<~無限書庫~エレミヤの手記を求めて>
アインハルトが知りたかったエレミヤの情報・ヴィルフレッドの過去を知る手がかりを知ったことで、必然に情報探しへとストーリーは進むことになる。ただし、本話での登場人物全員が参加する大掛かりな事態になることで、インターミドルでの試合を主軸としたストーリーから無限書庫を舞台としたストーリーへと転換することになった。
無限書庫の未整理区画にある障害をチームナカジマ&インターミドル選手同盟で乗り越える。
“昨日のライバルは今日の友”。リング外での選手達の物語が始まろうとしていた。

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