バレちゃったというより、バラしちゃった……という突っ込みはなしで(笑)。
優等生のマナはキュアハートになっても優秀なプリキュアでした。
初戦で敗退したハートキャッチプリキュア!が最弱プリキュアの称号を維持しています。
運動神経が良いだけに、身体能力が飛躍的にアップしてもキュンキュンした動き(笑)で、幹部二人とやりあっちゃいました。
さらにジコチューの心の声を聞き、助けを求めていることを知るやいなや、戦って倒すのではなく助ける対象として見てしまう優しさ。スマイルプリキュアの主人公である星空みゆきがシリーズを通して答えをだした、幸せを分け与える生き方を既にやってのけておりました。
変身した後、どうやって元に戻るのか?
プリキュアの正体をなぜ秘密にしないといけないのか?
素朴な疑問をテーマとしたストーリー展開であったのも、主人公が初心者ならではのこと。
マナと六花の関係と友情の強さを描き、二人目のプリキュア誕生……とはならなかった!? 1話で一人づつのペースではなく丁寧に人間ドラマを見せてくれそうです。
~幸福な王子とツバメ~
オスカー・ワイルドの作品です。子供向けの短編小説であることからも、視聴者が子供であることを意識していますね。六花がしようとしたのは、マナの為に力になること。作品の王子は悲しい思いをしている全ての者を助けたいとする博愛精神がありましたが、自分一人ではできないので力になってくれるパートナーを探していたことになりますが、マナの凄いところは全部一人でやってしまうことにあります。
六花は、いつかマナが自分の幸せまで犠牲にして人助けをしてしまうことを心配しているといった様子でした。止めさせようとしても止めないのがマナの性格なのでしょう。ならば、その負担を減らす為に自分が存在していることを自覚している。2人はもう最高のパートナーなのですね。
~隠し事はしない~
プリキュアの戦いに巻き込まないようにする為の隠し事ではあるけれど、大切な友達だからこそ自分に嘘を付きたくなかったマナの想いがよく表現されてました。これは、相手のことを思いやる優しさが何なのかを見せようとしているようにも思えます。
マナを助ける為に、ジコチューの弱点を発見した六花の洞察力がいいですね。知性派タイプの本領発揮です。
プリキュアになって戦うという厄介ごとを背負い込んだマナに反省を促す六花ですが、プリキュアとなって戦うマナが幸福の王子でいる限り、六花はツバサであり続けるでしょう。それは、共に戦うことを予感させるものでしたが…次回予告でストーリーも新しいプリキュアもバラしちゃいましたね(笑)。
キュアソードが戦闘特化であるならば、キュアハートは万能型? 防御特化と全体のサポート的な役割が欲しいところですが、果たしてキュアダイヤモンドの能力は!?

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