リオ対ハリーの試合が開始されました!
ハリーと互角…若干押し気味に試合運びをするリオ、試合リングの一部をも武器にしてしまうとは…アニメ「スマイルプリキュア」OPでのキュアサニーみたいでした(笑)。
今話ではどうなるのか、第37話の考察・批評・解説コーナーをお楽しみください。
タイトル:Memory;37☆「レッドホーク」
【登場人物】14名
リオ・ウェズリー ディード オットー ウェンディ・ナカジマ
ハリー・トライベッカ リンダ ルカ ミア
アインハルト・ストラトス コロナ・ティミル ノーヴェ・ナカジマ ミカヤ・シェベル
高町ヴィヴィオ ミウラ・リナルディ
ハリー・トライベッカがどういった競技者であるのか? 対戦経験のあるミカヤが解説役となってハリーのキャラクターを掘り下げている。タイトルの「レッドホーク」が、ハリーのデバイス名であることからも、ハリーのターンとなった1話であることを物語っている。
<リオの多彩な戦技>
リオの戦術の流れであるが、『雷光縄』で動きを封じたハリーに対し、『龍王破山墜』による中距離攻撃を仕掛ける。龍が砕いた山の一部が墜落すかのような質量武器なのだが、DSAA試合ルールにおいて、リング上にあるものを使用することはルール違反にならいのだろう。 コロナのゴーレム規定では、その場で組み立てることで許可が出ていたことからも、リング上の物をその場で利用する事はOKということになる。リング床の一部を剥がして武器に使用したのは、リオが初めてであろう(笑)。
リオはハリーが岩塊を破壊することを見越して接近戦を仕掛けている。巨大な岩塊と砕けた破片が目くらましとなってリオの動きを見えなくすることが目的でもあったのだ。
ハリーが砲撃に使用する右手を素早くはらったのは春光拳の捌きであり、ハリーの魔法発動より速く技を繰り出している。
リオ ハリー
LIFE15000 LIFE15000
↓ ↓
龍王破山墜 → パイルバンカーで迎撃(ダメージ0)
↓ ↓
虎心掌 → 腹部直撃(ダメージ4200)
↓ ↓ (LIFE10800)
発動前に遮断(ダメージ0) ← バーストバレット
↓ ↓
絶招紅蓮吼牙 → 胸部直撃(ダメージ3400)
(LIFE7400)
<ハリーの高速戦技>
デバイス「レッドホーク」を使用した中距離攻撃。シグナムの『連結刃』に酷似している。『連結刃』とは、レヴァンティンの中距離戦闘形態であり、伸びた刀身を意のままに操る。「魔法少女リリカルなのはA’s」で、フェイトを苦しめた技でもある。デバイスのコントロールに集中せざるをえないので、防御が薄くなる欠点があるのだが、ハリーは防御は一切せずに、左手でコントロールしながら右拳を砲撃体制にしている。
序盤と違うところでは、リオの春光拳の動きに対応し、防御姿勢をとる寸前に一撃を決めるスピードをみせている。短時間の間にリオの動きを学習していたのだ。
リオ ハリー
LIFE15000 LIFE7400
↓ ↓
雷光拳(ダメージ620) → 頭突きで迎撃(ダメージ180)
↓(LIFE14380) ← ↓ (LIFE7220)
腹部直撃(ダメージ4700) ← 俺式一撃パンチ
↓ (LIFE9680) ↓
両腕ガード(ダメージ3100) ← レッドホークによる中距離攻撃
↓ (LIFE6580) ↓
拘束状態(ダメージ2650) → レッドホ-クで投げ飛ばし
(LIFE3930)
<経験と努力>
リオとコロナが「レッドホーク」を使用したハリーの戦術に驚いていたことから、昨年にはなかった戦い方であることが分かる。エルスとの試合経験から自己流で己の技としたのだろう。ハリーが無流派であるのも、他流の技を学習する能力に優れており、型にはまった技に縛られない戦いを好むからなのであろう。不良スタイルのリンダ・ルカ・ミアらがハリーを慕っているのも分かる気がする。
<決着は魔法戦!?>
雷帝ヴィクター用に鍛えた電撃対策が、リオの電撃攻撃にも有効だったことから、試合の流れがハリー傾いたのだが、リオはまだまだ諦めていない!
双破龍神翔vsガンブレイズ・フルバースト
二人の砲撃魔法がぶつかり合う!
リオの反撃ターンを予感させる引きであるが、1ラウンドで決着がつくのか!? さらなる展開となるのかハラハラドキドキとなる締めである。
ミカヤ、エルス、ヴィクターらといった強者と試合をしてきたハリーの経験は、リオにはないものである。
コロナ、ヴィヴィオの分まで頑張るリオも勝ちたいと想う気持ちではハリーに負けていない。
お互いの気持ちもをつけ合うことで2人の魅力が存分に描かれている。作中では準主人公扱いであるものの、現時点ではまぎれもない主人公である。どちらにとっても成長物語となることに期待したい。

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