戦姫絶唱シンフォギア１１話感想～フィーネの野望を阻止した想いの歌～

EPISODE１１「月を穿つ」

櫻井了子ことフィーネが正体を明かした！　正体バラした途端に隠してきた秘密ごとを自ら暴露してしまうのは、定められた性なのでしょうか（笑）。フィーネであって、了子ではない…彼女が聖遺物と関係のある一族の関係者ではないことは予測してましたが、歴史上の偉人と繋げるのはスケールを広げましたね～。おそらく、卑弥呼も覚醒した１人だと言う事なのでしょう。

基地内で彼女を止められるの弦十郎司令のみ！　彼ならやってくれると思いましたが、圧倒してしまうとは（笑）。
ノイズに触れることはできなくても、完全聖遺物を纏った相手には触れも大丈夫とは恐れ入りました。ただし、彼は正義に準じすぎましたね。了子の動向を把握していたにも拘らず、詰めが甘かった。エヴァ劇場版でリツコを射殺した碇司令のようにはなれないのが弦十郎司令の魅力でもありますね。

カ・ディンギル＝バベルの塔の建設こそ、人が神になろうとした強欲の象徴ですね。
フィーネの目的は、叶わなかった想いに対する反感情とでもいいましょうか、世界を統べることで神と同じ位置に立ちたいという欲に支配された精神に思えます。

命の歌でフィーネの計画を阻止したクリス。１人の人間の想いに阻まれたのである。クリスはほんとうに自分に素直になりましたね。自分の歌を聴かせたかったのは…両親なのではないだろうか。大好きな両親への想いを込めてクリスは歌ったのだと思います。

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