タイトルは百人一首57番より
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな (紫式部)
作 画:10(目玉の古きものがインパクトありすぎ!)
ストーリー:6(香奈子先生怪しすぎ!)
アクション:7(流血だらけになるのがお約束に)
萌 え:5(双子ちゃん大ピンチ!!)
~ひぐらしのなく頃に~的な演出で、事件が起きる予感がひしひしと伝わる。
とにかく登場キャラが皆怪しいのだ(苦笑)。
小夜を心配する態度から感じる感情が、直情的ではなく、小夜の体に隠された秘密を心配せんとするかのような文人と優花。そんな中で、考えるよりも体が動いて小夜を助けた慎一郎には“裏”が感じられなかった。
「小夜」と名前で呼んだ心境の変化は、前話でのお弁当フラグによるものか(笑)。CLAMP作品の「カードキャプターさくら」でも小狼がさくらを初めて名前で呼んだのは、さくらが落ちそうになったのを助けた瞬間でしたね。
小夜も名前で呼ばれた事を意識しているものの、この事がきっかけで恋心が芽生える…というわけではないようだ。
~古きものと人間との約定~
まだまだ真実を明らかにしてくれません。小夜が何者なのか、戦う理由が何なのか、物語の根幹部分が少しずつ明かされていくシリーズ構成のようですね。
古きものは、上位種が小夜に倒されたことで、より強いものが小夜の前に現れるようになった印象を受ける。
遂に人の形をした古きものが登場したわけだが…顔を目玉にしたことで妖怪ようなイメージを与えるのはゲゲゲ効果でもありますね。
古きものに襲われて逃げた女性は?
小夜と古きものとの戦いを目の当たりにして、生き延びたわけだが、警察・マスコミ等が事件として取り上げた様子はない。その後、助かった女性がどうなったのかは描かれないままであったが、香奈子が属しているであろう組織の力が情報封鎖し、住人には知られないようにしているのならば、この女性は何らかの事情で姿を消すことになるのだろう……。
神社に古きものが!?
“神社の境内”といえば神聖なる場所であり、汚れた古きものは入れない結界のようなものがあると思っておりましたが……。古きものが小夜がいる神社をターゲットにしたことで、小夜の父も狙われることに!?
それよりもまず、ねねが古きものに襲われたということ。次回予告での虐殺シーン。身震いする展開が待っているのか? 次話への引きが興味深くなる締めであった。
この記事へのコメント