
タイトル「I wonder」
タイトルを和訳すると「私は不思議に思う」
まさにラストシーンがそうであり、信じられなかっためんまの存在について、大きく進展したのだった。
イレーヌの涙
あなるの涙
じんたんの涙
めんまの涙
…涙の連鎖が止まらないストーリー構成。感情を露にしたことで、想いとどめていたものがあふれ出したのだった。Aパートだけで重くのしかかる重圧感、受け止められない想いの数々を突き立てられ、解決策もみえない袋小路に入ってしまっている。
イレーヌの涙は、娘を愛する母の気持ち。仲良し友達の皆は大きく成長し今でも仲良しでいるのに、そこにめんまはいない。めんまだけ皆から取り残されてしまっている。めんまの時間が止まったままなのは、いつまでも変わらない姿のまま写る写真がめんまの姿であり、イレーヌにとって、それ以上成長しためんまの姿を見ることはできないのだ。
あなるの涙は、失恋した想いだけでなく、めんまにじんたんをとられたくないとする嫉妬心と、めんまがじんたんに嫌われることを望んでいた自己嫌悪、そしてめんまが死んでしまうことになってしまった罪悪感が入り混じっている。
めんまへの気持ちをだしにしてまでもじんたんを引き止めようとしたあなる。ずっとずっとじんたんの事が好きで、今でも私はじんたんの前にいるのに、それでもじんたんはめんまを見続けている。どれも理解できなくて、自分自身が納得できないでいるあなるの気持ちが表れている。
じんたんの涙は、めんまとの別れを意識した時の気持ちが表れている。じんたんにとってめんまは存在しているのだ。めんまの願い事が叶ったときも、じんたんは泣くのだろう。別れることの寂しさを強く認識したじんたんであった。
「フランダースの犬」を観て泣いた人は大勢いることでしょう。そのときの涙とじんたんが流す涙が、同一化されて視聴者もまた涙する演出効果を生んでいる。パトラッシュの気持ちを語るめんまだが、めんまもまたパトラッシュと同じように皆から愛されていたと思うと、自分自身の事を言っているようにも思えるのだ。
めんまの涙は、亡きじんたんの母との思い出がよぎったから。死人が死人の事を思うという所に、めんまが生きている人間と変わらない感情の持ち主であることを印象づけさせる。めんまはじんたんを元気つけようと、じんたんの母にしてもらった事をじんたんにしたのだった。
Aパートでの心理状況をじんたん視点で説明したBパート冒頭。
イレーヌ、あなる、ゆきあつ、つるこ、ぽっぽ、じんたんらの円陣描写は、誰一人として向き合っておらず視線も前向きではないことから、独りで抱え込んでいる深い闇を表した心理描写。枯れた花はめんまを象徴させたものであり、生きていないことを意味し、じんたんただひとりがめんまと向き合っている。
めんまの弟である本間 聡志がじんたんに会ったのは偶然!?
店員がじんたんであると分かった時の“あっ”から、じんたんだと分からずに店にいったのだろう。そもそもじんたんのバイト先を教えてはおらず、じんたんを探し回っていたとは考えにくい。
母との間にできた距離感、本間家がバラバラであることを意味するかのようであった。じんたんが聡志に言いかけたこと……めんまの気持ちを知っているだけに、何と言って別れたのか気になるところである。
ゆきあつの涙は、めんまへの罪悪感と自身が負った心の傷の痛みでもあった。だからこそ、めんまの存在を歪曲させているじんたんへ怒りの拳をあげたわけだが、その拳の行き先は、自分自身に向けられていたのではないだろうか。
超平和バスターズはいっつも仲良しです
今のめんまの願いでもあるのだが、じんたんにはめんまの行動が理解できていなかった。
めんまが視えるのは自分だけ。願いを叶える役目は自分一人に課せられたものと使命感を一人で背負い込んでいたこともあり、めんま自身が、皆に自分の存在を知らしめようとする行動の意図が分からなかったのだ。
めんまがしようとしたことは、喧嘩をしてみんなの心がバラバラになって欲しくなかった。仲良しでいて欲しいという純粋な想いでとった行動だったのだ。
エンディングとかぶせながらの引きで、否が応でも事後の展開が気になる。
欠けていた仲間が加わり、超平和バスターズ全員が揃った瞬間でもある。めんまの存在をどのように受け止めるのか? 視聴者に想像させることで作品への興味付けをさらに深めたストーリーであった。
今話のじんたんTシャツロゴは……文字なし!?
Bパート冒頭での心理描写シーンで着ていた“西へ東へ”について。OPでじんたんが着ているのもこのTシャツであり、見慣れた感もありますが、一つにまとまっていたものが、中心から西へ東へとバラバラになっていく様を示している。そして、その輪の中にはめんまの母のイレーヌもいるのだ。超平和バスターズの使命に、イレーヌの救済も含まれていることを意味している。
今話はまさに涙回であった。これでは最終話も泣き回になることは必至!
じんたんとあなるの関係 イレーヌとの関係 打ち上げ花火企画等など伏線が残されたままなのだが、めんまの叶えたい願いについて、全員で考えていく軌跡を示し本筋のテーマを改めて提示した重要な回であった。
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