ぬらりひょんの孫 第１８話感想

犬神の嫉妬による怒りが頂点に！　
妖怪でありながら人間からも慕われているリクオが許せない犬神が抱く恨みの原因は何なのか？
牛鬼のように彼の過去を描けば心情理解もし易いであろうが、裏を返せばリクオのように人から好かれたいとも思っている節が見受けられる。リクオのように人と妖怪とのハーフなのかどうかは不明だが、人間を嫌うあまり、人が畏れる妖怪の存在であり続けることが生きがいのようでもある。

リクオと奴良組の主戦力者が集う中、一人で立ち向かう犬神には既に敗北フラグが立っているのだが、このまま憎しみの怨念を抱いたまま倒されるのか、人の優しさを知って安らかに成仏するのかが気になるところである。
四国妖怪は単独行動で奴良組を始末できると思うおごりが敗因となることに気づくべきである。

情報操作でリクオの弱点となる人間達をおびき寄せるところまでは良い作戦であるのだが、カナ達を人質にとったり、リクオが妖怪であることを明かすと脅したりする様子は全くなく、中途半端な作戦であった。

リクオも清継達のあとを追うものの、雪女らを連れて行くｏｒ三羽鴉を先回りさせるといった仲間との協力をしないまま一人で突っ走るところは悪い癖でもある。総大将代理としての自分の立場が、奴良組にとってどれだけ大事な存在であるかまだ理解できていないように思える。

清十字怪奇探偵団の清継は決して妖怪と遭遇しない幸運（？）に恵まれており、ある意味加護された者のようですね（笑）。

ぬらりひょんの孫オープニングテーマEP
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