STAR DRIVER 輝きのタクト 第八話感想

タイトル「いつだって流星のように」

今話は神回！
人間ドラマとメカアクションがストーリーに絡み、消化不良気味であったサイバディ戦を大いに盛り上げている。
タクトとスガタの本気は言葉で伝え合うだけではなく拳で語り合うのが、熱血ヒーローの鉄則でもありますね。

気多の巫女とヘッドは恋仲同士！　
イカ刺しサムのストーリーは今話で完結なのでしょうね。少女を殺したサム……サムがタクトで、少女がワコを例えていたのなら、この悲劇は起こってはならないでしょう。
なぜ気多の巫女は涙を流したのか？
気多の巫女の想いはヘッドに届かなかったから？　気多の巫女は、ヘッドにサムが少女を想う気持ちにもっとはやく気づてくれることを願ったとしたら……サムのやろうとしていたことは、ヘッドがしようとしていることではないのだろうか？　気多の巫女である少女が、ヘッドの為に命を捧げる覚悟を決めていたとしたら……ヘッドの元を離れることを決めた気多の巫女。
しかし、巫女の封印を解放させられことにより、巫女の宿命から解き放たれたことで、島から離れることができたのです。ワコはいまだ島という大きな籠に閉じ込められているのに対し、サカナちゃんは自由の身になっている。ヘッドがサカナちゃんを自由にしたかったからのでは？　タクトはワコを自由にする為に戦うことを決めているのに対し、ヘッドは封印を解くことを選んだのではと推測します。

ヘッドの言う“彼女達は自由だった”に掛けられた意味……気多の巫女だけではない別の女性がいたことを意味している。
そして肖像画の人物がその一人であうろ。右下に描かれた文字が意味するものは？？
タクトの過去にも関っている人物と同一人物だとしたら、タクトとヘッドには何らかの繋がりがありそうですね。

ワコ・ケイト・気多の巫女・謎の新キャラの四人が同じバスに乗り巡り合う。座っている位置が興味深い。
ワコと気多の巫女が横並びなのは、巫女として同質の者通し。そして想い人がいてもぎくしゃくした関係のままである状態。ケイトと新キャラが向かい合っているのは、互いを牽制し対立する関係ともとれる。

タクトの気持ちに気づいたタイガー……恋する乙女は敏感なのですね（笑）。スガタにもタクトにも愛されていることを知ったタイガーは、ワコを羨ましく想ったのです。

タクトとスガタ
2人が白黒つけようとしたのは、ワコを守るのに相応しいのはどちらか？　でもありますね。

熱きサイバディ戦
ガンダム００に登場したマスラオタイプかと見間違う程ですが（笑）、ミスターブシドー並の熱血人となったスガタでした。武器を用いず体術勝負で挑んだのも、タクトｖｓスガタの延長戦で戦っていることを強く印象付けました。
スガタが持っていたナイフの意味……ずっとずっとワコを守ってきたスガタの気持ちに気づいたタクト、タクトによって、ワコがあきらめていたのは幻想であったことに気づかされたスガタ、互いの想いはワコの為にあることが分かったから、二人は笑い合えたのではないだろうか。

（余談）
ミドリ先生とツバサ君はその後もいい関係に（笑）。幸せだとお肌もツルツルになるようです。

Cross Over(アニメ盤)
SME
2010-12-01
9nine


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