作 画 :10(最高のバトルシーン)
ストーリー :9(守りたい想いがある限りあきらめない!)
演 出 :9(ごり押し気味ではあるが、芳佳最後の戦いを熱く描いている)
ウィッチ度 :10(11人でストライクウィッチーズ!)
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Aパートは坂本少佐の扶桑魂を熱く描いている。
戦うことでしか生きられない武士の姿がそこにあった。
坂本は自己犠牲を厭わない覚悟で大和に向かったのではなく、11人の仲間であり続ける為に戦うのであった。
ミーナは上官として坂本に引き返すことを命じることもできた筈である。けれど坂本にしかできない戦いを彼女から奪うことは、彼女の生き方そのものを奪うことでもある。ミーナの命令は、親友としての願いだったのだ。
Bパートは芳佳を主役としたウィッチとしての戦いを描いている。
芳佳が戦う理由は何だったのか? “ウィッチの力で多くの人を守る” 父の遺産であるストライカーユニットで戦うことを決意したのはその為であったのだ。
なぜウィッチ達は飛べたのか?
芳佳においては、坂本にも負けないあきらめない想いの強さが、震電とリンクして潜在的に保有する芳佳の魔法力を引き出させたのではないだろうか?
そして芳佳の想いが伝染し、他の隊員のあきらめていたウィッチ魂を呼び起こさせた。
気力で魔法力の限界を底上げしたのではないだろうか。
芳佳に託していく願い
計り知れない可能性を秘めている芳佳だからこそ、ここぞという時にやってくれると信じている。誰よりも人々を守りたいと願って戦う芳佳だから。坂本を救うことを芳佳に託せるのである。
芳佳が抜いた烈風丸
岩に刺さったエクスカリバーを引き抜くアーサーを彷彿させる。
~魔法力の全てを引きえに得た力~
真・烈風斬なる技がどんな技なのか、坂本は一度も芳佳に教えてはいない。坂本がネウロイとの戦いの中で使った技は徒の烈風斬であり、真・烈風斬の練習をしている所では、その完成技がどんなものかは知らされていなかった筈である。
“魔法力を込めた斬撃”で技が発動するものなのかどうかは不明であるが、芳佳の全魔法力を攻撃力へと変換した烈風丸の能力が、ネウロイの巨大コアを破壊させたものと推測する。
ラストで浜辺に打ち揚げられた震電と烈風丸……重量で海底に沈むのでは? 座礁している大和はそのまま放棄? といった突っ込み所だけではなく、これから先の未来を示すものではない描写で蛇足的だったように思える。小鳥が大空へと羽ばたいていくシーンでの締めの方が、芳佳にかわって空へと飛び立ち、平和な世界の中で生きていく印象があって良かったのではないだろうか。
第2期のスタートは1945年春であった。ロマーニャのネウロイを排除したのは1945年の7月であったことから、約半年間の物語であった。
各ヒロインごとのエピソードを描きつつ、新たなネウロイとの戦いに勝利したわけだが、世界では今だネウロイとの戦いが続いている。人との接触を図ろうとした第一期ネウロイ。ウィッチの能力を利用し、戦いによって進化している第2期ネウロイ。ネウロイとは何なのか? 芳佳の父は生きているのか? といった伏線は残されたままで、これでストライクウィッチーズのシリーズが終わるのは非常に惜しい。
芳佳以外のヒロイン達についてもその後のエピソードが気になる所である。
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角川映画
2010-11-26
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