冴子の女性としての魅力・武術者としての強さ・精神の弱さ・凶暴な本質性それらを全てさらけ出させ、そうさせた孝との信頼関係を描いている。
真剣を手にした冴子は勇者の剣を手に入れたゲームの主人公のごとき強さを発揮。弱弱しい態度から一変、覚醒して能力全開となったような変貌ぶりに熱くなる。
危機を乗り越え無事に合流と、展開的には良かったのだが、エンディング後のCパートで空気を一変させた演出に身震いする。
孝の本音は生きるために冴子を利用したともとれるからだ。
冴子にとって孝は恋愛対象者になった訳ではない、自身の抑えられない欲求を満たすべく戦いの場を与えてくれることこそが至福の悦び、そして快楽となるからだ。孝は冴子の望みを叶え、生き延びる為の手段として利用する覚悟をも受け入れたと解釈している。
孝って麗一筋なのでは? と、肝心の麗は役なしで孝を心配する姿すらなし……完全に冴子回となってしまいましたね。ますます冴子人気が高まることであろう。
映画「バイオハザード」のような恐怖感よりも人間ドラマを主としたエロティックアクションとも云うべき展開で楽しめました。
学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD5 (角川コミックスドラゴンJr. (KCJ104-5))
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