《各項目五段階評価》
■ひだまりスケッチ×☆☆☆■
ストーリー 4
時間系列のストーリーと過去のストーリーを組み合わせていたが、トマト栽培の成長や、ひだまり荘恒例となった朝の体操シーンに各話の繋がりを持たせてストーリー性を保っていた。
キャラクター性 5
新入生のなづなと乃莉が素敵すぎる! 2人の絆とレギュラーヒロイン達の中に溶け込んでいく様はとても微笑ましかった。
画 3
シャフトですし……で納得してしまう。第3期目ということもあり、安定感のある画となっておりました。
演出 4
原作の四コマ漫画風のオチを随所に取り入れ、ありきたりな日常ながらも視聴者を和ませる
演出であった。
音楽 4
序々に完成していくOPとEDに魅せられていった。放送開始時に間に合わなかった為の苦肉の策であったのだが、放送開始後になってでも完成させようとする姿勢に評価したい。
総合的な評価 5
原作ファンのみならず、女子高生達の平凡な日常を描いた、ちょっぴり心温まる物語としても楽しめる作品であった。シリーズを通して今作品では、進級して精神的に成長していっているヒロイン達を描いていることが分かる。新たに加わった新入生のヒロイン達が、かつてのゆの達であったことを思うと、時は流れていってもひだまり荘はあり続けていることに感慨深くなる。
総合点:25点
■おおかみかくし■
ストーリー 2
古くから伝わるシキタリに、猟奇的な要素を取り入れた作品であったが、明確なテーマが伝わってこなかったのと、人間関係の構図が分かりづらく、復讐者の存在がとってつけたように感じてしまった。
キャラクター性 2
主人公が目立たず平凡過ぎることもあって、ヒーロー性を発揮する機会に恵まれなかった。
ヒロインとの恋愛もことごとくスルーをし続け、頑なに拒否する姿勢を貫いたこともあり、色恋面でのシチュエーションは陰りが目立つようになった。
画 3
スピード感のある戦闘シーンであったが、ヒロインの眠がメインで、結局主人公の博士は逃げていただけだったような……。
演出 2
住人の秘密と町の謎解きが序々に明らかにされいくサスペンスさはあったものの、主人公の博士がほとんど係っておらず、ヒロインのかなめ1人に任された感がある。
音楽 3
八朔のCM曲が一番印象的でした(笑)。
総合的な評価 2
薦める点は特になし。原作ゲーム未経験者ですので、原作組は楽しめたのかな?
竜騎士07独特の謎解き不可能的なものはなく、狼族と人間との共存が未来へのテーマとなっており、古きシキタリから新たに変わり出そうとする改革的な未来を模索する締め括りであった。
総合計:14点
■犬夜叉 -完結編-■
ストーリー 3
オリジナルエピソードを省いたスピーディーな展開。
キャラクター性 5
第1期に続く声優陣で申し分なし。
画 4
戦闘シーンが多かっただけに、よく描かれていた。
演出 3
殺生丸のクールさが素敵でした。
音楽 3
最終話の2曲続けてEDにした効果は絶大であり、犬夜叉の作品を振り返って完結させた作りでもあった。
総合的な評価 4
原作読者であれば、ようやくアニメ化となって完結した作品となるだろう。
かごめが選んだ道は、現世ではなく戦国時代で犬夜叉達と生きることであった。
ラストで、かごめから“お義兄さん”と呼ばれる殺生丸の、とんでもなく嫌そうな顔が印象的。
成長したりんに着物を贈り物として届けるなど世話好きな面も憎めないところである。
りんは琥珀と恋仲になるのでは? とフラグ立ちを予感していたのだが果してどうなることやら(苦笑)。
総合計:22点
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