【主な登場人物】
ESメンバー見習い:アスクール
ESメンバー見習い:ク・フィーユ
ESメンバー見習い:ディア
GTO受付嬢 :アリサ
GTO受付嬢 :ベル
喫茶室長 :ミ・ヌゥルーズ
シャドウワーカー:サフィル
シャドウワーカー:リュビス
シャドウワーカー:リトゥーシャ
シャドウワーカー:パウーク
シャドウワーカー:トーチ
シャドウワーカー:シェイド
メイド嬢 :コア
Gソサエティ総帥:ガクトエル
【ク・フィーユの視点からみたGソサエティとは?】
第8話でリトゥーシャとパウーク視点でGソサエティ側のキャラ紹介をかねたエピソードが描かれたが、本話はサフィルとリュビスの過去を新たに描き、新政府に対する復讐の動機を明かしている。
サフィルとリュビスは犠牲者であった。特殊能力者として生み出された道具である。そしてク・フィーユも……。
これまで倒すべき敵として認識していたGソサエティであったのに、自然と近親感を抱かせたのは、ク・フィーユに感情移入して見る事ができるからである。ク・フィーユは、シャドウワーカー達を敵視しておらず、親しみさえ抱いている。ESメンバー見習いとしてのク・フィーユから見れば、仲間の仇であり、銀河の平和の為に戦わなければならない相手であったのにだ。
正義が必ずしも1つとは限らない。それぞれの立場に正義があることを強く認識させる演出であった。
もしサフィルとリュビスがGTOのESメンバーとして生まれていたら、今の境遇とは違った生き方をしていたであろう。
何が違うのか?
それはガクトエルの存在である。記憶を変革されガクトエルの妹として新たに誕生したク・フィーユは性格の変貌がみられた。
アスクールと出会ってからのク・フィーユと出会ってないク・フィーユが違った人格になることを証明している。しかし、ク・フィーユはリュビスやガクトエルを慕っていたとしても、無関係な一般人らに危害を加える行為をするのだろうか?
アスクールとク・フィーユの2人で一人前のESメンバーとしての成長をみせている中での突然の別れ。そして別々の道を歩もうとしている展開は、どちらも幸せになって欲しいと願う視聴者をハラハラさせることであろう。
【キディ・ガーランドぴゅあとの繋がり】
コミックで散々対決してきたク・フィーユとリトゥーシャ。今回、対面した時に呼ぶ名前は“黒ぱんつ!”であるべきなのでは? 友達になっていきそうなやり取りであったのに、あまりにも他人行儀であるのは違和感を感じる。
【感想】
ストーリーの展開が面白い。ク・フィーユのアスクールに対する想いが消え、GTOからGソサエティ側の一員となろうとしているからだ。状況的に圧倒的不利なアスクールとディアに何ができるのか? これまでのように能天気馬鹿キャラでいられないアスクールの成長に期待がかかる。今話もGTO喫茶室の衣装がチェンジ! この路線でこれからも突き進んで欲しい(笑)。
この記事へのコメント
ぐららん
もうクフィーユは完全に洗脳されてしまったのでしょうか?
アスクールの名前を忘れたときは本当にヤバッ!と思いました。
ちなみに18話もう出てますよ。
知ってたらごめんなさい。18話のことはそっちで書きたいと思います
聖羅夢
記憶を取り戻す唯一の鍵であったアスクールというキーワードだったのですが、上手く演出してク・フィーユを別人格のキャラクターにさせましたね。
18話はこちらの局ではまだ放送されておりません。再放送トラブルにより、一週遅れの放送となってしまってます。放送日を調整して2話連続放送してくれると嬉しいのですけどね(苦笑)。