時は1998年。再び縁寿のターン。
惨劇から12年後。1986年10月3日消印の手紙を受け取ったのは親族会議に関係する家族。南條と熊沢は金蔵の血縁者ではないものの、それぞれの息子に送ったのはなぜか?
手紙は同じ筆跡。真里亜の日記に書かれてあるベアトリーチの筆跡と同じものである。
意味も無く貸金庫に預けた大金を与えたのでないであろう。
これは南條と熊沢がベアトリーチェと名乗る人物の共犯であった証拠かもしれない。
共犯の見返りとして受け取ろうとしたお金の可能性もあるのではないだろうか?
そして縁寿の名前で出された手紙も存在していた!? 中味が同じであったのであれば、縁寿の名を使って送った者の名は留弗夫。彼も共犯者の一人であった可能性がある。
親族会議の前に画策していたベアトリーチェという人物。郵便の返送システムを逆利用しているが、魔法の力を使ってできないことの裏返しでもある。
さて、此度の1986年の10月4日。
朱志香と譲治のターン!
大人組よりも強い強い!
ロノウェと初めて対面した朱志香であるが、源次であることを見破った?
ナックル武器装備とは朱志香に格闘センスがあったとは……そして最も驚くべきは譲治の隠された特技。絵羽の教育で護身術と格闘技の修練をしていた。人の上に立つための帝王学を身に付けており、愛する者への想いの力が加わってガァプを圧倒。煉獄の七姉妹よりも強いのでは。遠距離攻撃のシェスタには不利っぽいが紗音の防御結界が加われば無敵のような気がしてならない。今ならエピソードⅡでのベアトリーチェにも負けないのではないだろうか。
当主としての資質を試すテストであるが、愛する者がいる朱志香と譲治が2番の選択をすることはなかったであろう。
本話のタイトルはまさに朱志香と譲治を意味している。
今回推理対決の戦人とベアトの描写はなし。推理する要素がない為傍観モードか?
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