うたわれるものらじお解説集【第44回】

【放送日】2007年5月7日
【パーソナリティ】小山力也(ハクオロ役) 柚木涼香(エルルゥ役)
【ゲスト】なし
【オープニング】
エルルゥ「ハクオロさん、ハクオロさ~ん!」
ハクオロ「ん、何だい? エルルゥ」
エルルゥ「何やら今週は、公開録音の模様を放送するらしいですよ」
ハクオロ「ああ、そうらしいな」
エルルゥ「何やら、あのハウリングの音も入っているらしいです」
ハクオロ「ハウリング?」
エルルゥ「それに……」
ハクオロ「それに?」
エルルゥ「中身が色々ありすぎて、編集が結構大変だったらしいです」
ハクオロ「やっぱりなぁ~。エルルゥ、一体どこまで使われているんだろう?」
エルルゥ「私に聞かれても……」
ハクオロ「はあぁ~どうしても放送しないと駄目かな~?」
エルルゥ「駄目です!」

今回と次回の放送の2回に分けて公開録音の模様をご紹介。イベントで涼香さんが着ていたミニのワンピースがとても可愛かったとベタ褒めする力也さん。女性ゲストに対して何度も言うことはあっても、涼香さんに可愛いを連発するのは初めてではなかろうか。普段は自分を卑下する傾向がある涼香さんだが、照れて恥ずかしがる様は新鮮であった。

【フリートークのコーナー】
涼香「実は今日もミニです♪」
力也「あっ、今日は可愛らしいパンツでね」
涼香「はい。うふふふ。あ、ちゃんと見てくれてたんですね」
力也「らじおCDの第3弾、みゆきちゃんと理恵ちゃんが来て下さって、4人でお写真撮りましたよね? あの時も可愛らしいミニのパンツでね、ほんとにもうなんかね~まるで10代の少女のような」
涼香「それはないけど(笑)。なんかね、これはやめれば良かったなぁーと思って」
力也「いやいやそんな事ない。とてもなんか清潔感があって良かったですよ」
涼香「うふふふふ♪ 朝慌てて出てきたから……」

力也さんから褒め続けられている涼香さんのデレ度アップが可愛らしい。ショートパンツは買ったまま一度も穿いたことがなかった物で、買ったまま満足して仕舞ったままになってる衣装がけっこうあるという。

涼香「普段お仕事してるとあんまり綺麗な服は着れないじゃないですか?」
力也「いやいっぱい着てるよ。今日だっていいの着てらっしゃいますよ」
涼香「ふふ。今日は子供っぽいでしょ?」
力也「いやいやそんな事ない。子供っぽいというか、とても若々しい、ね」
涼香「もう力ちゃんについて行く♪」
力也「嘘ばっかり!(笑) もう簡単に信用しないよ、もう!!」
涼香「だって誰もそんな言ってくれないもん!」
力也「みんな何処のスタジオでも“柚木さんきれいだよ”とかね、“柚木はほんと素敵だよね”っていう先輩もいらっしゃるし」
涼香「言ってくれないよ」
力也「言ってる言ってるみんな言ってますよ。僕の聞いてる範囲でいっぱい聞いてるよ」
涼香「私は聞いてない……何の話でしたっけ? 何の話も何もフリートークのコーナー(笑)」
力也「そうなんです。だからね、柚ちゃんのお衣装が素敵ですよっていう感じなんですが」

ここで公開録音の模様を放送することになるのだが、イベント前に楽屋で1本。出演者達と1本ずつ乾杯、そして公録場所で3本目の『マカビンビン』を飲んでいた事を明かす涼香さん。2人とも編集した内容を聴くのは初めてという事であった。

【公開録音オープニング】
エルルゥ「ハクオロさん、ハクオロさ~ん! 早く早く!」
ハクオロ「ん、何だい? エルルゥ」
エルルゥ「いよいよ本番ですね?」
ハクオロ「そうだな。ドキドキだな!」
エルルゥ「ちょっと、覗いてきますね」
ハクオロ「いやぁ、ちょ、ちょ、エ、エ、エルルゥ、ちょっと待って」
エルルゥ「大変です、ハクオロさん!! 人がいっぱいいます~」
ハクオロ「はぁ~そうだろうなぁ~。このまま帰ろうか」
エルルゥ「駄目ですよ、ハクオロさん。さぁ、行きましょ!」
ハクオロ「よし、頑張って行くぞ!!」
エルルゥ「マイクよし、身嗜みよし、フォークよし!」
ハクオロ「あぁー! やっぱり、エルンガーフォーク!!」
(大歓声)
力也「えー、えーまさかこんな事になるとはほんとに(笑)」
涼香「どんな事? 私達の事? それともこの会場の事?」
力也「いやぁ~全部……ね」
涼香「全部(笑)」
力也「皆様のおかげで、こうして公開録音のね、日を迎える事ができました。ほんとうに有り難うございます」

観客達の歓声が聞こえるのは公開イベントならではであり、会場の熱気が伝わる。【オープニング】の挨拶で早速『精泉マカビンビン』を出す力也さん。実は台本では、『マカビンビン』を出す事は一切書かれておらず個人的に持ってきたのを2人で披露したのであった。涼香さんの提案でリスナーの皆様と『マカビンビン』で乾杯することになるのだが、台本無視でスタートする所が、自由奔放らじおらしい。

力也「これ1つしかないけど、じゃあ少しね。少しだけだよ」
涼香「一緒に♪ 嘘! 間接キッス(笑)」
力也「いやいやいや。もう……あの~そうゆう」
涼香「お持ちの方是非一緒に。あ~嬉しいなぁ♪」
力也「ではいきます! 『マカビンビン』でかんぱ~い!!」
涼香「あ~んして♪」
力也「あの、事務所的にそこまでやると、やっぱり」
涼香「うふふふふ。大丈夫、マネージャー遠いから大丈夫だよ」
力也「事務所的に……」
涼香「やったもん勝ちだよだって! うふふふ」
(大拍手)
力也「すいませんね、はい。大丈夫、はい。飲める? はい、大丈夫ですか?」
涼香「あはあぁ……ごっくん! ありがとうございます。大変美味しく頂きました。うふふふ♪ まだオープニングだよこれ(笑)」

【公開録音前半 ふりーとーくのコーナー】
力也「だいぶね、いい具合に……きてますよ。このコーナーはふりーとーくのコーナーです」
涼香「私達が毎回自由奔放にお喋りするコーナーです!」
力也「え~と、そうですね。去年の七夕さまからね、私達のらじおが」
涼香「ちょっと今いい声いい声♪ ずっとそれで喋ってよ」
力也「第2弾のCDがまだ出る前ですのに、余にも恐縮なんですが、第3弾を出そうという話が出ておりまして、その為のお写真をね。この前撮ったんですね」
涼香「あぁ~1、2と割と地味なジャケット……裏側の私達の写真が割と普通っていうか地味っていうか」
力也「そうですね。あっちゃんいてくれたけどね」
涼香「なんでそこで名前を出すんだよ! もう!! ちょっとやめてよもう~皆見てるのにさ」
力也「ちょ……はい、はいはい。もう、もう、もう、もう、もう、もう言わない!」
観客「さぁやは?」
力也「言っちゃ駄目だってば! 駄目だってば!」
涼香「さぁやね~」
力也「痛ッ! ……あの、尻尾付いてましてね、これね」
涼香「きゃあ! ちょっと! 尻尾ね」
力也「可愛いよね~。ね~。ひゃっはっはっは。という事で、それでね、第3弾は柚ちゃんの提案で野外でお写真を撮ろうという事になりまして」
涼香「あんまり言うのやめない?」
力也「あんまり言っちゃ駄目ですか?」
涼香「あんまり言いたくない」
力也「ちょっと、あの、ストーリー性のあるお写真をね」
涼香「だから言うなって! ×出てるじゃん」

第44回放送の中で明かされたジャケット写真の裏話であるが、公録会場では禁止事項であった。涼香さんの顔色を窺う力也さんのヘロヘロぶりを露呈したトークであった。

力也「こんなにほんとにもう、まさにプロレスのようにね、男性の熱い視線が注がれた事はついぞないので、もう緊張しますけどね。柚ちゃんはもう全然、イベントの女王としては」
涼香「だから出てないってば! 皆さんの方が知ってると思うけど私ほんとにイベントほとんど出てない」
力也「そうですか? よくこの頃お写真をね、拝見するので。イベントに出てるね」
涼香「出てないってば! 何を見てるんだよ」
力也「いや、あれ? 人違いじゃないです」
涼香「もうその時だけなんかこう、適当な事を言うからさぁ(笑)」
力也「そ、そんな事ない(苦笑)。そんな事なぃ……耳可愛いね、これね」
涼香「うふふふ。ほんとにその場だけなんだから!」
力也「いやいや。ほんとにね~似合うね~。似合うよね~。ほんとにずっとお仕事でねこんなに長いことご一緒するとは思わなかったので、頑張って頑張ってブレーキをかけてたんですが、ちょっとヤバく(笑)」

【第44回放送本編へ】
力也「はい。という事で、聴かせて頂いたんですが……なんかこれ。俺ただ汗かいてるだけですよね」
涼香「う~ん……面白いか? 改めてこうやって聴いても、面白くないよね? 私達面白くないよね(笑)」
力也「そう言うと(笑)。僕はなんか結構ね、あん時の色んな事が蘇ってきて僕は楽面白いけど。これが果たして、あれだけ一生懸命ね、争奪戦をして頂いてね、また並んで来て頂いた方にこれしか出来ないのかと思うとなんかね、心苦しくはありますけどね」
涼香「私ほら、力ちゃんの感動の涙の演説をぶった切っちゃったから……続きやりたかったらどうぞ」
力也「もういいよそんなの、なんかやっぱりお師匠様にね、これを聴かする芸というものがいりますね」
涼香「だって、私は力ちゃんを見てるだけだからいつも♪」
力也「嘘ばっかり! なんかこの頃さぁ~」
涼香「ほんとだってば~! 聴いてる人は分かってるよ! ね、日高さん? 私は力ちゃんを見てるだけ。それに対して反応してるだけ」
力也「え、僕は投げかけて頂けるものに反応してるだけですよ」
涼香「違うってば、これもう力ちゃんの番組よ。柚ちゃんは跡付いてってるだけなんだから」
力也「そんな事言わないでよ~。あなたのその色んな頑張りがあって私はね、ただほんとにね、一応ハクオロなりに、気弱なハクオロでやってきただけですから」
涼香「やだ、気弱なハクオロさんなんて」
力也「な、何それは。それは、どうゆう演技?」
涼香「大丈夫ですよ(エルルゥ風に)」
力也「エルルゥとしてはね。ありがとうございます。いつもそうゆうエルルゥでいてくれたらね」
涼香「“いてくれたらね”って、いるじゃんよー! あはははは……いないか」

【トウカの旅行記】
リスナー様より高知県からのお土産で『土佐のゆずせんべい』が届けられる。この商品のキャッチフレーズを力也さんのウィスパー気味な声で言って欲しいという要望に応えるのであるが……

力也「ゆずあればすべてよし!」
涼香「ひひひひぃ……くくくくぅ……うひっひひひひ……くくく……うひひひひ……(悶絶大爆笑)」
力也「……な、こ、このコーナーでは、皆様からのメールをお待ちしております」
涼香「もう終わっちゃうの(笑)……もう締める~ちょっと……もう駄目だ今日は……はぁはぁはぁ~はははは……はぁはぁはぁはう~ん」

【エンディング】
力也「さて、今週の『うたわれるものらじお』いかがだったでしょうか? さっきね『ゆずせんべい』紹介させて頂いたんですが、食べずに僕が勝手に締めてしまったので、今ちょっと食べたいと思います」
涼香「力ちゃんがあまりにもいい声だったので、ちょっと(笑)もう嬉しすぎました」
力也「半分に割ったんですけど。はい、戴きますよ。あ、ほのかに香りますね」
涼香「だからゆず嫌いだってば……じゃあ、食べさせてくれたら食べる。……あ~ん♪」
力也「はい、あ~ん。香りがしますね?」
涼香「うふふ♪ うん、美味しいですね。力ちゃんは、うふふふ(笑)」
力也「うん、とても美味しい。そんなになんか笑ってくれるんだったら、僕ずっとこうしますよ?」
涼香「もう(笑)力ちゃんは(笑)ほんとに今年から変わりました」
力也「いやいや。これは僕が変わったんじゃなくて、この声を拾ってくれる科学の力です」
涼香「違う(笑)。絶対違う!」

【エルルゥからの一言コーナー】
オボロボロボロコーナーの採用が、決定するかもしれませんよ?
【今週の名言】「ゆずあればすべてよし!」(力也)
【総評】『うたわれるものらじお』『Radio ToHeart2』の合同イベント『リスナーの皆さ~ん!! 公開録音でメロメロであります!!』での模様の一部が放送されたのであるが、剛志&Suaraさんによる司会、『Radio ToHeart2』のゲストに出演した力也&涼香さんの公録、LIVEの模様については、発売されるDVDでのお楽しみとなる。
『うたわれるものらじお』のコーナーでは司会の2人が登場してない為、『●放送禁止音●』の代わりにマイクのハウリング音で規制音を入れていたのであった。ラジオ番組のあり方に対する2人の考え方がどちらも受け身型であったのだが、2人の遣り取りがあっての番組である。堂々と2人の番組であることを自慢して頂きたい。涼香さんの衣装を褒めるようになった力也さんであるが、今回ウィスパー声が涼香さんのつぼをついた事で、再び披露する事に期待したい。いい声ばかりの力也さんも素敵であるが、『シティハンター』の『冴羽 獠』
のごとく、シリアスとコミカルな面をもつトークで楽しませて欲しいものである。《聖羅夢》

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