【放送日】2009年10月29日
【パーソナリティ】柚木涼香(エルルゥ役)
【ゲスト】石井真(ティアーズ・トゥ・ティアラ アルサル役)
【オープニング】
エルルゥ「皆様こんにちは。エルルゥです。今回もエルルゥの小部屋に遊びに来て下さってありがとうございます。この小部屋では、私達が住むトゥスクルの情報をお伝えしていきますので、楽しみにしていて下さいね」
トントン
エルルゥ「あら、誰かいらしたみたいですね。ちょっと失礼しまーす」
涼香「皆様こんにちは。エルルゥを演じています柚木涼香です」
真「(ラップ調で)今日は♪ 番組の枠を越え♪ やってきたぜここうたわれ♪ アルサル役の石井真で~す♪」
涼香「ようこそいらっしゃいました。ありがとうございます。石井さん常にラップですよね」
真「温度差おかしくないすか? いやいやそんな訳ないじゃないですか」
涼香「本日のゲストは、ティアーズ・トゥ・ティアラより、アルサル役の石井真さんがいらっしゃってくれました」
柚姉から“ラップで挨拶すれば”のアドバイスをもとに、自ら前奏とアドリブをいれて登場した真さん。今まで番組内では取り上げられていなかった『ティアーズ・トゥ・ティアラ』の作品からゲストを招いたのは番組宣伝の為でもあるのだろう。イベントや他のラジオ番組でゲスト出演した時にはラップの披露をすることでも有名である。
涼香「アルサルは、ラップをする役なんですか?」
真「絶対しないですね。だいたいファンタジーモノなんですよ、話が」
涼香「ラップファンタジー?」
真「違います。聞いた事ないです」
今回は石井真スペシャルとしてラップ押しをする柚姉。さらに、第14回放送でゲスト参加した桐井大介さんがダンス好きであったことから、真さんのラップとあわせたコラボ企画を立案。
自らは合いの手で参加する意欲を出すのであった。
涼香「チェケラッチョ! とか言えばいいんじゃないの?」
真「分かり易いですよね。駄目ですよ、合いの手いれられると“ぐ~”ってなっちゃうんで」
【アルサルについて】
『うたわれるもの』のハクオロと違い色恋沙汰とは全く無縁のキャラであった。『うたわれるもの』の中ではアルルゥが好きとのこと。可愛くて子供らしい所が好きで、妹が小さい頃の兄としての目線でアルルゥを妹に重ねて見てしまうのであった。
当然、柚姉から“ロリ”と“シスコン”呼ばわりされることになる(笑)。
【素敵メール】
リアンノン役の声である後藤邑子さんより、真さんに応援メール。
大団円を迎えた本格派王道ファタジーティアーズ・トゥ・ティアラのDVDの宣伝をしてきておくれ。TVで観てくれた人も観られたなかった人も誰もが欲しくなるような宣伝を。
柚姉のことを涼香ちゃんって呼んでおくれ。
そんな涼香ちゃんをテーマにラップを披露しておくれ。
私、うたわれに出た~い! そこんとこも頼んでおくれ。
結局、DVDの特典にキャラクター2人のスティックポスターが付く事を宣伝。自身のキャラクターであるアルサルと主人公のアロウンの2人はまだ登場しておらず、女性キャラ優先となっており、何巻になるかは分からないが、アルサル&アロウンのスティックポスターの企画はあるとのことであった。
【ゲストへの質問コーナー】
1.最近感動したことは何かありますか?
真「僕、猫飼ってまして」
涼香「簡単に答えてね、これ」
真「猫飼ってまして」
涼香「次の質問です」
真「え!?」
毛布を掛けたときに触り心地が良かったのか、飼っている猫がモミモミしてくる姿がとても可愛かったのであった。
2.最近お気に入りの食べ物はありますか?
真「小山さんの家で矢作さんが作ったアボガドと鰹のタタキを入れたようなサラダがあるんですけど。大葉を刻んだやつをいれるととても美味しくって」
涼香「おぉ~紗友里ちゃんの手料理」
大葉の美味しさを改めて実感した真さん。柚姉も料理はするものの、メインの料理に添えたり混ぜたりする為だけにネギや大葉を買うのはもったいないと思うのだが、入れると美味しくなることに共感するのだった。
3.お気に入りの場所を教えて下さい。
真「よく言うんですけど、IKEAですね」
涼香「イケヤ? 家具とか売ってるとこ?」
真「そうそうそう。アミューズメントパークのスポットになっているところ」
真さんが行っているのは千葉の西舟橋にある『IKEA』。家具なら何でもあり、家具好きならときめく場所であるとのこと。柚姉は『IKEA』の存在を知らなくてまだ行ったことがないらしく、HPでチェックする為に、店の名前をメモったつもりが『イヤ~』と書いてしまうドジっ子ぶりを披露(笑)。
4.ティアーズ・トゥ・ティアラの見所をずばり
真「仲間の友情」
涼香「友情。素敵♪」
萌えアニメじゃないと断言する真さんであるが、しっかりとした友情モノで、挫折と成長を通してだんだんと見えてくる明確な敵が出てくる王道ファンタジーであることを説明するものの、プロデューサーより萌えアニメだとはっきり言われてしまう。
真「確かに萌えアニメなんでしょうけど、そこだけじゃないよっていうところを言いたいんですけど」
涼香「ちゃんとしっかりしたお話があって。その中にちょっと、シスコンがあったり、ラップがあったりするわけでしょ」
真「んんまあそうゆううこと。……ラップはない! あぶない、ラップはない」
5.石井さんのこれは絶対観た方がいいと思う映画を教えて下さい。
真「マジックアワー。これ面白いっすよ。観ました?」
涼香「最近のだね。三谷作品だね。観てない」
真「面白い。是非観て下さい」
【石井真と浪川大輔の因縁】
真さんがアクション俳優であるトニー・ジャーに似ており、自身でも認めるほど。収録現場にトニーが出演している作品のDVDを持ってこられたこともあり、ネタにされていた。
しかし、トニー・ジャーが出演した作品の吹き替えは全て、浪川大輔が担当しており、あれほど似ていると言われ続けたにも係らず、石井さんには吹き替え役の話はなかったのであった。
柚姉の企画で、実写映画で石井さんが主演した時の吹き替えに浪川さんを起用。石井さんが“僕はぼく”であることを強調したことから、作品タイトルは「僕はぼく」で決定した。
ブースの外にいるAQUAPLUSプロデューサーからは、次作でのアルサル役には浪川さんを起用する告知までされることに。ノリの良いプロデューサーさんである(笑)。
【インフォメーション】
『OVAうたわれるもの 巻のニ』の最終工程作業(ダビング作業等)が明日ということで、12月23日発売日に間に合いそうであるとのこと。石井さんからは、『ティアーズ・トゥ・ティアラ第五巻』とプレイステーション3用ソフト『ティアーズ・トゥ・ティアラ外伝 -アヴァロンの謎-』のお知らせ。“買え”と豪語する柚姉に対し、“よろしければ”と控え目な石井さんが対照的である。
【エンディング】
涼香「さて、私のお部屋寛いでいただけましたでしょうか?」
真「やあ~。あれですわ。緊張しました。柚木さんっていえば、あんな感じ、こんな感じっていうイメージってあるんですよ」
涼香「どんな?」
真「けっこうあれじゃないですか。ディープな感じがあるじゃないですか、柚木さん。僕の中でですけど」
涼香「ちょっと待って、何ディープな感じって何?」
真「アバンチュールな感じというかね。そんな感じがあったんで、僕がその中にはいっていけるのかどうかっていうところですね。かなり、緊張しちゃったわけなんですけど」
涼香「なんか私、初めて色々言われたけど。へえ? 何で? 詳しく聞きたいんだけど」
真「前任(『うたわれるものらじお』)のラジオとか聴いてると、楽しいけど凄いな内容が」
柚姉から質問される内容を想像していっぱいいっぱいだった真さん。この小部屋ももしかして大変な部屋じゃないかと危惧していたのであったが、エルルゥの小部屋は健全な部屋だったことが分かりようやくホッとしたのであった。
ゲスト出演が石井さんであったことから今回は女子からのメールも多く、桐井さん出演の放送回とは明らかに違っていたことを明かす柚姉。第13回放送で女子限定の応援メールを募集したところ、女子になりすましメールが届いていたと暴露(笑)。
最後に後藤邑子さんからのお願いメールを実現すべくすべてを盛り込んだラップを披露させる柚姉。すっかり忘れていた石井さんがであるが、強制企画になってしまい懸命に思考する石井さんが可哀相(苦笑)。
真「魔王と嫁♪ へい魔王と嫁♪ へい、仲間達の熱い友情♪ 挫折後悔成長♪ そしてこの作品を作ったのはスタッフの愛情♪ みんなの愛情♪ DVD第5巻これからも出るぜ♪ 一ヶ月に一回は、これからもDVD出るぜ♪ 頑張って作った作品で~す♪ みんな頼むぜ~♪ それともう一つ、今日はありがとう涼香ちゃん♪ ありがとう、ありがと~う♪ 最後にうたわれ~うたわれ~僕はこの状況にとらわれ~後藤さんを出してあげて下さ~い♪ 以上!」
涼香「(笑)すばらしい。呟き気味に言ってるのがね、石井さんの慎ましいところが出てますよね。ありがとうございました」
真「なんだこれ」
涼香「それでは今回はここまでになります。お相手はエルルゥ役柚木涼香と」
真「アルサル役石井真でした」
涼香「それでは皆さん、また私のお部屋に遊びに来て下さいね」
涼香&真「ばいば~い!」
【名言】「うたわれ~うたわれ~僕はこの状況にとらわれ~」(真)
【総評】『ティアーズ・トゥ・ティアラ』とのコラボラジオ番組が実現したエルルゥの小部屋。OVA「ToHeart2 adplus」からのゲスト出演が実現しないままなのは大人の事情ということで。ゲスト出演された石井真さんの使命は『ティアーズ・トゥ・ティアラ』の宣伝なのであろうが、個性を重視する柚姉のラップ押しが最後まで続き、寛ぐ小部屋であるにも係らず、そんな余裕もなかったであろう石井さんの頑張りを評価したい。石井さんの登場により、AQUAPLUS作品繋がりによる他作品のゲスト出演も今後はありえる可能性を残したのであった。
第14回放送で企画した女子限定による桐井さんの応援メールであるが、中々メールを読まず脱線していた柚姉の真意が明らかにされたのであるが、女子になりすましてでも桐井さんを応援する男性リスナーの愛情が素晴らしい。
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント