絵羽だけでなく楼座も碑文の謎を解いてしまった。絵羽は何かしらのヒントをもとに謎を突き止めたが楼座に至っては何の考察描写もない。大人組の中では一番の知的人と思われる霧江が解けなかった碑文の意味は、幼き頃から右代宮家にいなければ分からない事なのであろうか? 謎解きの解答がなされてないことから、作中では大きな意味をもたないことなのであろう。
新しく変わった肖像画は、新たなベアトリーチェとなった絵羽であった。
これは犯人役を絵羽が引き継いだことを意味する。
それでは第一の晩の儀式を行なったベアトリーチェは何処へ行ったのか?
“六軒島には19人以上は存在しない”
絵羽と新ベアトリーチェの姿が別々に描写されたが、人間の絵羽と魔女の絵羽を別々の人数にいれるのであれば、物語は最低18人でならなければならない。
絵羽の内面の存在を魔女として扱うのであれば、今まで存在を現していたベアトリーチェも誰かの内面の存在が具現化したものである可能性も否定できない。
つまり、一人二役扱いとするならば、“六軒島には19人以上は存在しない”ことになる。
推理対決を行なっている別視点の世界であるが、ワルギリアは「ゲーム盤の外の存在は、盤の上には触れられない」と語っている。
しかし、戦人に叱り付けられびんたされたベアトは盤の上に立つ新ベアトリーチェの行動に介入し、第二の晩の儀式を遂行したのである。
逆に考えれば、魔法による描写は“実際の盤の上で行なわれていない”のではないだろうか。楼座と真里亜を殺害した方法は証明不要として、実行犯が誰だったかが物語で重要なのである。
当初の魔女の約束はどこやら、殺人は今後も行なわれていくようである。
碑文の謎を解決しても他の者を殺させるように仕向けられているが、魔女となる資格がなければ新たな惨劇は起こらなかったのか?
楼座が先に見つけていれば、みんなで財産を分けて仲良くお開きだったのか?
そもそも魔女は女性にしかなれない。男性が先に碑文を解いた場合はどうなるのか?
エンターテインメントの要素が強い為、どうあっても男キャラが一番に解決という展開はないであろうが(笑)。
やはり物語自体がワインボトル内に入れられた紙片をもとに創られた想像上でのストーリーであるように思えてならない。
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