作 画 :6(アリシア覚醒!)
ストーリー :4(作風一変で焦点はヴァルキュリア人に)
演 出 :6(アリシアが戦ったのはウェルキンを救う、ただその為だけ)
燃 え :6(戦闘民族サイヤ人もびっくり)
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【批評・感想】
これまでアリシアがヴァルキュリア人ではないと判断していたのは髪色の違いがあったのだが、戦闘モードで銀色に変色したことでもはや疑い様なし。これはアリシアがヴァルキュリア人と別種族との混血児であるからなのであろう。スーパーサイヤ人化したアリシアは無我の境地で一族の血が覚えるがままヴァルキュリアの力を解放したのだった。
もはや兵器、兵力による戦略戦術の意味がなくなり、勝利を左右するのがアリシアvsセルベリアの戦いになってしまったことで、これまでの作風の良い点が台無しにならなければと懸念してしまう。
それにしてもアリシアのスカートは鉄壁でした(笑)。またヴァルキュリア人の乙女は愛する者の為になるとその力を十二分に発揮するようです。
ダモン将軍は相変らずで、前線の兵士の生死はそっちのけで撤退する気でしたね。
また、ガリア軍にヴァルキュリア人がいたことに驚くマクシミリアンも見物。彼が動揺するのはめったに見られるものではありませんからね。
形振りかまっていられないファルディオの行為でしたが、アリシアが自分よりもウェルキンのことを気にかけている事を知り、ウェルキンの為に戦わせたのはさすが大人の行為でした。感情的に賛同はできなくても、ファルディオのおかげでガリア軍は救われたのです。
いつぞやのウェルキンのように何もしないのダメっむりとは違うものの、暴挙としか思えないファルディオの行動は、ヴァルキュリア人の力で戦争を終結できることを証明したかった為に強引すぎた感がある。
アリシアが自身がヴァルキュリア人だとは自覚がないでしょうし、セルベリアと戦ったことも覚えていないでしょう。今後、アリシアが自分の意志でヴァルキュリア化することになるか? 『戦場のヴァルキュリア』が何処に向っていくのかが気になるところである。
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