戦場のヴァルキュリア 第17章

【タイトル】「精霊節の贈り物」
作　　画　　：7（ツンデレイーディーと魅惑のヤン）
ストーリー　：9（イサラの頑張りが報われたのだが……）
演　　出　　：10（なんという引き……イサラ～～!!!）
燃　　え　　：7（恋のフラグ立ちがあちこちと）
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【批評・感想】
アリシアとウェルキンの間にできた埋まらない溝は『狼と香辛料Ⅱ』のホロとロレンス以上であった。ウェルキンとアリシアの仲をとりもつのはイサラだと予想していたのですが、イサラがアリシアに兄を託したのは仲良くして欲しいという願いから。ファルディオとウェルキンの間で揺れているアリシアの恋心まで理解しているわけではないようだが、アリシアがウェルキンを好きなことには気付いている？　兄のウェルキンの弱さを知っているイサラだからこそ、アリシアに兄を嫌いになって欲しくなかったのである。

イサラが気になるラマールが今回もいい感じ。イサラが誰に贈り物をあげるか気になってしかたがないラマールの動揺っぷりにもデレ度が増している。

軍の命令よりも精霊節を大事とするスージー・イーディ・アイシャら背景ヒロイン組。この雰囲気が正規軍にはない第７小隊らしいところである。

ファルディオが持ち出した機密文書に書かれている謎の青い発光現象……ＯＰをヒントにするならセルベリアの仕業か？

ヤンとラルゴのフラグは前々から予想はできたものの、イーディーとホーマーっていつの間に？　出番のない間に親睦を深めていたのであろうが、ツンデレ少女の基本ともいうべき姿であった。
ウェルキンが仲直りのしるしに精霊祭の贈り物……をするわけもなく、アリシアとの間柄は前話の件以来なにごともなかったのよう。それに対し、着実にポイントを稼いでいるファルディオであった。
ラマールがイサラの為に準備した贈り物は、ファルディオからアドバイスをもらってのことでしょうね。ラマールから贈り物をもらうことすら予測してなかったイサラの驚きが可愛いかったのだが、イサラはまだラマールを大切な人という認識はないみたい。ラマールも男気に磨きがかかってきましたね。

イサラの作った煙幕弾をもとに天候を利用した作戦を立案するのはいかにもウェルキンらしい。それにしても今話はイサラがメインでしたね。彼女は頑張りました……頑張りすぎました……。ロージーを助けたイサラからの贈り物。これがきっかけとなりめでたしめでたしで終わって欲しかった。
次回予告に姿のないイサラ……生きて…いま……す………よ…………ね？

～いい人間は長生きしないよ　とくにこんな時勢にはな～ キルヒアイスーー!!　と同じ心境です。

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