うたわれるものらじお解説集【第33回】

【放送日】2007年2月19日
【パーソナリティ】小山力也(ハクオロ役) 柚木涼香(エルルゥ役)
【ゲスト】なし
【オープニング】ハクオロ「エルルゥ、エルルゥ~!」
エルルゥ「どうしました、ハクオロさん?」
ハクオロ「なんか、ディレクターが死にかけているんだが…」
エルルゥ「あぁ…それはですねぇ…」
ハクオロ「それは?」
エルルゥ「『らじおCD第2弾』のオマケCDが、原因らしいんです」
ハクオロ「何だって!?」
エルルゥ「なんか、本当に放送出来るか、分からないような内容になっちゃったらしいんですよ~!」
ハクオロ「はぁ~ッ…あの2人だからなぁ」
エルルゥ「あの2人…ですからね~」
ハクオロ「聴くのが怖いな~」

あの2人とは、『小山剛志』さんと『桐井大介』さんの事である。『うたわれるものらじおVol.2』の特別版を収録をしたものの、そのあまりにも過激な内容に頭を抱えるディレクターの日高さんであった。

涼香「まだ出すの? もういいよ~恥ずかしいから」
力也「それの特別バージョンをね、録とらせて頂いたんですが…それがなんとね、最悪…いやいやいや(笑)」
涼香「最悪…もう過去最高の…何て言えばいいんでしょうかね? すごかったですね」
力也「もう柚ちゃんもノリノリで! くわっはっはっは(笑)」
涼香「え!? 力ちゃんがノリノリだったじゃないですか! だって、今まで乗った事のない話にまで乗っちゃったりとか!」
力也「あ、今年は少しね(笑)」
涼香「ほんと!?」
力也「いえ、いやいや…話だけで」
涼香「話だけね? はい、●放送禁止音●」
力也「いやいや…あっはっはっは(笑)。カット!」
涼香「あっはっはっはっは(爆笑)」

特別版らじおでの収録は2時間近くに及んだらしいのだが、CDの収録時間は74分が許容範囲である為、半分位はカットになってしまう内容であった。

力也「いや、そんなもんじゃ…もう90%カットです!」
涼香「え~ッ!?」

【ふつおたコーナー】
涼香さんがフォークを持ってきてない事を知った力也さんは、平和なラジオができる事に感激する。第31回にてゲスト出演された秋元さんの放送は大反響で、たくさんの感想が届いているのだった。その中でリスナー様より『舞台版うたわれるもの』の構想が提案される。『うたわれ』の衣装に身を包む出演者達を想像するのたが、『うたわれるものらじおVol.2』の特別版にて涼香さんが付けたエルルゥ耳の試用品は、実際に生産予定の商品となったのであった。

力也「エルルゥ耳を付けた柚ちゃんの等身大バスタオルを作っていただいて(笑)」
涼香「え! 力ちゃん欲しい?」
力也「いやいや浪川にあげて…」
涼香「え~ッ!」

アニメから舞台となった作品は数々あり、力也さんが例を挙げた『何とか大戦』とは『サクラ大戦』の事であり、涼香さんが挙げた『何とかの王子様』とは『ミュージカル・テニスの王子様』の事である。
お次に紹介されたのは、秋元さんや涼香さんと同じくバイク好きなリスナー様からのお便り。バイクのない人生を力也さんのいない時の涼香さんに例えるのだった。

涼香「ふふふ(笑)。分る分る」
力也「いえいえ。福山君がいるしね」
涼香「え!? 何だって! もう~力ちゃんだけだって言ってるのに……

16歳でバイクの免許を取った涼香さんであるが、昔はヤンキーだったと勘違いされるという。

涼香「小学生の頃は『スケバン刑事』に憧れていたのは本当です」
力也「それはどうゆう繋がり? スケバン刑事はヤンキーなんですか?」
涼香「私は、中学生になったら…セーラー服のスカートを長くして、ヨーヨーを持って不良になるんだ! とかスケバンになるんだ!って私は、小学生の頃思ってました」

やんちゃに憧れていた涼香さんであるが、バイクと自動車で一度づつ事故の経験があるのだった。しかも、車は納車されてから3日目で廃車となる始末…

力也「さすがヤンキー」
涼香「だからヤンキーじゃないんだってばーッ! 皆さん、ほんとに運転はお気をつけ下さいね」

さらにゲームとアニメのファンの方から、ゲストにカミュ&ムツミ役の『釘宮理恵』さんを呼んで欲しい事と、『うたわれるもの』の続編を希望するお便りが届く。

涼香「理恵ちゃんも、来たい来たいってご本人も仰ってるし、私達も番組からもすごいオファーはしてるんですけど、中々こうスケジュールとかが難しくて」
力也「ミスター日高がね、今一生懸命頑張ってます」
涼香「まだお呼びできてないんですけど、これはでも…多分実現できそうな…方向みたいなので皆さん」
力也「近い将来ね。なんとか」

日高さんの努力もあって、『うたわれるものらじおVol.3』の特別版ではゲストとして出演することができたのであった。そして、『うたわれるもの』の続編については力也さん達も待ち望んでおり、原作ゲームのシナリオライターである『スナイパー』こと菅宗光氏に要望しているのであった。

涼香「あれ…ユズハの子供が主人公になってたらどうしよう?」
力也「ユズハに子供がいるの?
涼香「…ったく●放送禁止音●」
力也「あっ、あっ!」
涼香「自分●放送禁止音●が、何言っちゃってんのさっ!」
力也「カット!」
涼香「ちょっともう~!」
力也「今のは(キンキン)位で大丈夫ですか?」
涼香「張本人が何言っちゃってんのよ~全くもう~! …ったくもう~。ねぇ皆さん?」

原作をEDまでプレイされた方はご存知のエピローグでのネタバレであった。ハクオロの正妻候補だったエルルゥの怒りはごもっともである。続編についてはゲスト出演予定だった『スナイパー』に色々と話を伺う事になる筈であったのだが、仕事が溜まって缶詰状態であるという。

涼香「スタッフさん側の人にも誰かゲストに来て欲しいですよね? 監督さんとか、音響監督さんとか」
力也「その第1弾として、それでスナイパーをね、お話をしてたんですが、ほんとに今お忙しくて…」
涼香「じゃあ日高さん出しちゃってのはどうでしょ?」
力也「あ~ここに居る方ね」
涼香「ここに居る方。うふふふ(笑)。『誰が録るんだよ~』だって。私達が録ります」
力也「自動でまわしておいてね、後から使える…」
涼香「あ、ウチのマネージャーが録りますからね! 録音ボタンだけ押しておいて…」
力也「マネージャーさんは、そんな事してる場合じゃないんです! もうあなたの暴言を逐一チェックして、これは使える! これは駄目です! とかね。ここはバッサリ切って下さいとか、全部もう聴いてらっしゃらいといけないから、そんなやってる暇ない!」

【トウカの旅行記】《ラジオ関西版》
神奈川県川崎市にある居酒屋『力ちゃん』が紹介される。名物は『力ちゃんビーフン』。近場の為、力也さんを誘う涼香さんであるが、2人っきりは事務所的に不味く24時間監視体制であると拒まれるのであった。

涼香「バウアー♪ 柚ちゃんを監視してくれる?」
力也「監視はだって! 事務所の人にやってもらって…」
涼香「バウアーに追いかけられたい♪」
力也「うふっふっふっふ…ありがとうごさいます」

バウアーとは『24』シリーズの『ジャック・バウアー』のことである。お次に紹介されたのが、秋田県にある漬物の『いぶりがっこ』。大根をいぶしてから漬ける為、表面は黒っぽいが燻製独特の香りが広がって美味しいとの事。力也さんも食した事があり、お勧めの品であった。

涼香「じゃあ今度力ちゃんのお家に♪」
力也「は? (苦笑)はい?」

力也さんの家で『いぶりがっこ』を食べさせてもらおうとした涼香さんであったが、あえなくスルーとなる。お次に紹介されたのは、新潟県の名物「イタリアン」。焼きそばにスパゲティのミートソースをかけた『洋風ソースかけ焼きそば』であるが、2人とも初めて知った食べ物であった。

【ドリィとグラァに挑戦しよう】
力也「このコーナーは、全国の珍しい風習や習慣を…」
涼香「終わりました(笑)」
力也「あ! わっはっはっはっは(笑)。スイマセン…このコーナーは、『うたわれるもの』に登場する双子のキャラクタードリィとグラァに挑戦しようというコーナーです」
涼香「今ネタじゃなくて本気だったんですか?」
力也「ネタネタ(苦笑)。ネタに決まってるじゃないか、柚ちゃん!」
涼香「そうか! 力ちゃん」
力也「ねぇ? さぁやって…あ、間違えた(苦笑)」
涼香「ちょっ…刺すよ!」
力也「今日フォークないからね♪」

わざと『さぁや』と言った力也さんのS発動が冴えるのは、フォークがないことで地雷を踏んでも刺されないという安心感があったからであった。現在8ポイントでゴールは目の前に迫っている。

力也「箱根を目指して」
涼香「夢は箱根! ……小さいなぁ~」
力也「でもね、ある有名な…ホテルから割引券をね、送って頂いたそうなんですが、割引券を使わせて頂いてもですね~まだ随分とお値段がするようなので(笑)、中々ね渋ってるんですが」
涼香「う~ん…そうですか…じゃあ、CD第2弾がいっぱい売れれば、お金出してもらえるんですかね?」
力也「いやいや(苦笑)。もう充分色々買って頂きましたからね」

自分の夢の為に、嫌々でも商品が売れればとする涼香さんと、これ以上買ってもらうのは申し訳ないと思う力也さんが対照的である。相変わらず番組商品の宣伝には消極的であるが、2人のやりとりが販売促進情報番組となっている『うたらじ』であった。今回のお題は『電話』と『ゴンドラ』。

力也「ゴンドラといえばカンツォーネが流れてて……」
涼香「嘘! そっち系!? あ……いや、そっちでもいいですけど。私はもうちょっと国内だったんで」

ゴンドラでお馴染みの海外で、今では電話も繋がると言う事をヒントに2人が連想したものとは……

力也「ヴェネツィア」 涼香「ヴェニス」

共に同じ意味を指す為、ポイント加算となるのであった。今回で9ポイントとなり、ご褒美のリーチとなる。

【フリートークのコーナー】
涼香「つい先日、バレンタインデーが世間ではありましたね。 力ちゃんはいっぱい貰えましたか?」
力也「いやいや、僕は全然ですよ」
涼香「嘘ばっかり! 嘘ばっかり…でも、誰よりも早く渡せたのは私ですよね?」
力也「ああ…はい。そうでしたね。でも誰よりも早く食べたのは、実は…浪川君で(苦笑)ございまして」

第32回放送時に涼香さんから手作りミニケーキとトリュフを手渡された力也さんであるが、別の収録スタジオで一緒だった浪川さんに涼香さんのチョコを自慢した所、食べたいとせがまれたのであった。

涼香「浪川さん何か仰ってました?」
力也「うん。『美味しい!』って。『すごく美味しい!!』って仰ってましたよ」
涼香「言ってました!? え~~そう…」
力也「『とっても美味しい』って。今回はあなたも自信作だったんでしょ?」
涼香「そう! 生チョコレートを使ったんです♪」
力也「もう生大好きの柚木さんとしては(笑)」
涼香「なんで剛志さんみたいな突っ込みをするの!!」

バレンタインでの出来事については、『うたわれるものらじおVol.2』の特別版でも語られており、剛志さんと同じ突っ込みを今回力也さんがしているのであった。

涼香「ではお返しは『生力ちゃん』で…待ってます♪ うふふ(笑)」
力也「私も戴きました。ほんとにこれ以上の思い出はございません!」
涼香「じゃあ、生力ちゃんを待ってますね♪」 
力也「駄目です!」

力也さんと涼香さんのバレンタインでの思い出話になるのだが、力也さんは小学生の時に好きだった女の子が、力也さんの友達に手作りチョコを作ってあげる話を耳にした時にキュンとなった思い出があり、涼香さんはバレンタインの日にチョコレートを受け取ってもらえず、振られる事がほとんどであったという。

力也「あ、分かった! それはあなたはね、きっとね、あまりにも捨て身すぎるんじゃないですか?」
涼香「え~ッ!?」

露骨な涼香さんの情熱パワーが大きすぎて、告白された方が引いてしまったのではないかと推測するのであるが、『うたわれるものらじお』での印象が強い力也さんがそう思うのも至極当然である。涼香さんは、既に付き合っている人がいたり、年が離れている為恋愛対象として見れなかったのだと明かすのだった。

力也「あ、年上好み! なんですね」
涼香「そうですよ。そんなの分かってるじゃないですか…今さら、今さら何言ってるんですか」
力也「いや私は(苦笑)、私はまだ…まだ僕は28歳だから(笑)」
涼香「…じゃあ、私は18歳?(笑) アホだ。この2人アホだ(笑)」

年上好みの涼香さんには、永遠に年下でいられるよう井上喜久子さんの『17歳教』がお勧めである。バレンタインの日の告白された事のなかった力也さんに対し、来年は告白すると宣言した涼香さんであった。

【エンディング】
力也「さて、今週の『うたわれるものらじお』いかがだっ…たでしょうか?」
涼香「(笑)それ、何のキャラを作ろうとしたんですか?」
力也「いやいやいや、そうじゃなくて…もう、すいません。申し訳ございません」

渋い『いい声』を出した力也さんであったが、最後まで喋れず噛んでしまう。番組のコーナー紹介で【うたわれるものもの知りコーナー】の代わりに涼香さんが提案したコーナー名は…

涼香「次回からは【斗貴子の 罵りコーナー】が始まります♪ 『この豚野郎!』…違うってば!!」
力也「それ僕?」 
涼香「え?(笑)」

【エルルゥからのひと言コーナー】
もうすぐ、名台詞投票の発表が、あるらしいですよ。
【今週の名言】「ではお返しは『生力ちゃん』で…待ってます♪」(涼香)
【総評】【ドリィとグラァに挑戦しよう】のコーナー説明を【トウカの旅行記】と間違えてしまった力也さんであるが、《ラジオ関西版》では【トウカの旅行記】宛のお便りを紹介しており、収録の流れとしては【ドリィとグラァに挑戦しよう】コーナーの前に、【トウカの旅行記】をしていたものと思われる。
新コーナーの企画では、『うたわれるもの』の続編を考えるコーナーが有力候補となりそうである。リスナーからの奇想天外な面白いストーリーから、続編が誕生するきっかけとなることを期待したい。《聖羅夢》

※サイネリア発行「うたわれるものらじお解説集vol.4より抜粋」
サイネリアのHPはこちら
http://www5b.biglobe.ne.jp/~saineria/

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